オーブンレンジ

電子レンジで温めムラができる原因と対策法!おすすめの電子レンジも紹介

電子レンジでおかずやお弁当を温めたとき、

温かいところと冷たいところがあった経験はありませんか?

食べようとしたら冷たくてガッカリしながら温め直す、

なんてことをした人も多いと思います。

電子レンジで温めムラができる原因は、

電磁波が当たりやすい場所と当たりにくい場所があるから。

ですが、電子レンジに入れる前にひと手間加えることで、

温度のバラつきをぐっと減らせます。

この記事では

  • なぜ電子レンジは温めムラができるのか。
  • 温めムラを減らす対策法。
  • 温めムラができにくいおすすめの電子レンジを紹介

をご紹介します。

電子レンジによる温めムラでお悩みの方は

ぜひ参考になさってくださいね!

目次
  1. 電子レンジで温めムラができる原因は?
  2. 電子レンジの温めムラの対策法!
  3. 電子レンジの温めムラがないおすすめの電子レンジを紹介!
  4. 電子レンジで温めムラができる原因と対策法!おすすめの電子レンジも紹介まとめ

電子レンジで温めムラができる原因は?

加熱しても温かいところと冷たいところが

できてしまう原因として、

  • 電磁波が当たりやすい場所と当たりにくい場所がある
  • 温めムラのできやすい食品がある

の、2つがあげられます。それぞれ詳しく解説しますね。

電磁波が当たりやすい場所と当たりにくい場所

電子レンジはマイクロ波などの電磁波の力と、

水分を利用して食品を温めます。

つまり、電磁波が当たらないと温まりません。

丸皿が回るタイプの電子レンジは電磁波が、

庫内の中央よりも外側のほうに当たる構造になっています。

丸皿のない底が平らな電子レンジの場合だと、

電磁波がよく当たるのは前述のレンジと逆の中央です。

また、電磁波は食品の表面から数センチしか届きません。

食品が分厚かったり、深い容器に重ねて入れたりすると、

奥まで届かずに加熱ムラになってしまいます。

温めムラのできやすい食品

電子レンジは電磁波で水分を熱する仕組みなので、

肝心の水分が少ないとうまく温められずムラができます。

また、電磁波は塩分を含むものに集中しやすく、

塩分の多いものは温まりやすい特徴があります。

そのため、カレーなどの塩分が多く粘度の高いものは、

電磁波が表面に集中して中心部まで届きません。

結果、中が温まらず外側だけ熱くなってしまうのです。

電子レンジの温めムラの対策法!

温めムラができてしまう原因を理解したところで、

次に温めムラを減らす対策法をお教えしますね。

電磁波をうまく当てるように工夫すると、

食品全体をムラなく温められますよ。

置く位置や置き方を工夫する

電磁波が食品にまんべんなく当たる位置に置きます。

お使いの電子レンジがターンテーブル式の場合、

丸皿の中央ではなく端の位置がベストです。

逆にフラットテーブル式の電子レンジでは、

中央に置くことで食品全体を均一に温められます。

大きめの容器に入ったお弁当やおそうざいは、

加熱の途中で一度止め、容器の向きを変えましょう。

電磁波の当たる方向が変わって熱を均一に届けられます。

温めるものの形を工夫する

厚みがあるものや火の通りにくそうなものは、

小さくカットしてから電子レンジに入れましょう。

また、食品同士が重ならないよう平らにならして、

深さのない器で温めるようにすることもポイントです。

水分が少ない食品は水を加える

パンなど水分が少ない食品や乾燥したご飯は、

温める前に水を全体に軽くふりかけてから、

電子レンジに入れるようにしましょう。

ラップして水分が逃げないようにするのも忘れずに。

塩分が多く粘度の高い食品は途中でかき混ぜる

カレーやシチューなど塩分が多く粘度の高いものは、

温めている途中で何度か取り出してかき混ぜます。

熱を食品全体に行き渡らせることで、

温度のムラを抑えられますよ。

電子レンジの温めムラがないおすすめの電子レンジを紹介!

温めムラを減らす工夫をご紹介しましたが、

もっとも手っ取り早く効果的なのは、

フラットテーブル式電子レンジを使うことです。

フラットテーブル式は底面に直接食品を置いて

温めるので丸皿がありません。

電磁波を発生させるアンテナ自体が回転し、

効率よく電磁波が拡散されるので、

食品全体をまんべんなく加熱できます。

丸皿を回転させることで電磁波を食品にくまなく当て、

加熱するのがターンテーブル式の電子レンジ。

このとき、丸皿がきちんと回らないと、

電磁波の届かない場所ができて温めムラを起こします。

とくにコンビニ弁当など大きな容器に入ったものは、

電磁波がよく当たる丸皿の端に置きにくいため、

うまく温められません。

また、ターンテーブル式は加熱時間を重量センサーで

判断しているものが大半です。

そのため、重い容器で温めると加熱温度にズレが生じ、

温度がバラつきやすくなります。

一方、フラットテーブル式の場合は、

赤外線センサーを搭載していることが多く、

食品自体の温度を測るため加熱ムラができません。

温めムラが気になる人におすすめなのですが、

ターンテーブル式のものと比べると価格設定はややお高め。

ですが、庫内を広く使えたり掃除がしやすかったりという、

別のメリットもあります。

おすすめはパナソニックの『ビストロ』です。

遠近トリプルヒーターで食品の厚みに変わらず

美味しく温めることができますよ。

引用:パナソニック公式 ビストロ販売ページより

あたためムラのストレスを解消するなら

こういった便利な家電を使うのも手ですね。

⇒パナソニック公式『ビストロ』販売ページを確認

電子レンジで温めムラができる原因と対策法!おすすめの電子レンジも紹介まとめ

  • 電子レンジで温めムラができるのは、電磁波が当たりやすい場所と当たりにくい場所がある
  • 温めムラの対策法は、電子レンジに入れる食品の置き方や食品自体にひと工夫する
  • フラットテーブル式の電子レンジは温めムラが少ない

電子レンジの温めムラでイラッとする前に、

今回ご紹介した対策法をぜひ試してみてください。

フラットテーブル式の電子レンジは、

温めムラを減らすほかに「大きな容器が入れられる」

「お手入れがしやすい」というメリットもあります。

この機会に検討してみてはいかがでしょうか。