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開封したお餅が余ってしまった!冷蔵庫に入れたら何日間保存できる?

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お正月に欠かせない食べ物の一つにお餅がありますよね。

焼いたり、煮たり、ぜんざいに入れて食べたり。

いろいろな食べ方で楽しめるお餅ですが、どうしても余ってしまった!

そんな時に使える冷蔵庫での保存方法をご紹介します。

開封したお餅を冷蔵庫で保存したら、何日まで大丈夫?冷蔵庫での保存方法を紹介!

お餅といってもいくつか種類がありますよね。

今回は「切り餅」と「ついたお餅」のそれぞれの保存方法をまとめてみました。

切り餅の保存方法

個包装で真空パックされているお餅なら常温保存でも大丈夫です。

ただ、一度空気に触れてしまったお餅は常温で保存することはできません!

数日以内に食べるのであれば冷蔵庫での保存がおすすめ。

その際には一つずつラップで包み、個別で保存すること。

空気はなるべく抜いてぴったりと包み込んでください。

一週間~以上食べないのであれば、上記の方法にワサビを追加するのがおすすめです。

ワサビには殺菌効果があるので、お餅にカビが生えにくくなります。

お餅を保存するうえで一番厄介なのがカビですよね。

そんなカビを防ぐワサビの活用法はこちら

  • お餅を密閉できる保存容器に入れる
  • お弁当のおかずカップや、ラップにワサビを入れ容器に入れて一緒に保存

これだけで一週間~二週間は冷蔵庫で保存可能です。

さらに数か月~半年など長期にわたって保存したい場合は冷凍庫に入れましょう。

たくさんの切り餅を保存したい場合にもおすすめです。

解凍するときには4時間ほど室内においておくと自然解凍できます。

鍋などで煮て食べる場合は凍ったままでも大丈夫です。

ついたお餅の保存方法

自宅でついたお餅は市販のお餅よりカビやすいです。

なぜかというと、丸めるときに使う餅とり粉が原因です。

餅を扱いやすくするために使う粉ですが、カビの発生を促してしまうのです。

まず、ついたお餅の常温での保存はやめましょう。

切り餅と同じくワサビを使った冷蔵保存や、他にも水餅にするという方法もあります。

お餅を密閉容器に入れて、お餅が完全に浸かるまで水を入れるだけ。

空気に触れることでカビが発生しやすくなるのですが、これなら空気に触れることはありません。

ただこちらの方法は毎日お水を新鮮なものに変える必要があります。

手間はかかりますがお餅自体の乾燥も防いでくれますので、ぜひ試してみてください。

ついたお餅も数か月~半年の長期間保存する場合は冷凍保存がおすすめです。

食べるまでの日数や量によってうまく使い分けていきましょう。

お餅を冷蔵庫で正しく保存してもカビてしまう!どうすればカビは防止できるの?

冷蔵庫で保存していたのにカビが発生してしまった!

そんな時には一度保存方法を見直しましょう。

まずカビがどうして発生するのか?

カビが繁殖する条件として「温度」、「湿度」、「空気」、「栄養」があります。

温度としては20℃~30℃で繁殖するといわれています。

ただカビの中には低温度でも繁殖する「好冷菌」のものもあります。

これが冷蔵庫に入れてもカビてしまう原因の一つです。

そしてもう一つ重要なのが「酸素」です。

カビの菌糸がお餅表面に広がるには酸素を取り込む必要があります。

ほかの三つの条件(温度、湿度、栄養)が揃っていても空気がなければカビは生えません。

そのためお餅を保存する場合は必ずラップなどで空気と遮断することがとても大事です。

それでもカビが生えてしまう時はワサビ保存と合わせて次の方法を試してみてください。

使い捨てカイロ保存

お餅の保存容器に使い捨てカイロを入れて酸素をなくす

乾燥保存

お餅を天日干しして乾燥させる

カビの発生にもいろいろな原因がありますので、それぞれに合った方法がみつかるといいですね。

お餅を冷蔵庫で保存すると固くなる!固くなったお餅は元に戻る?

正しく保存してカビを防いだとしてもおいしく食べられなければ意味がないですよね。

固くなってしまったお餅をおいしく食べるにはどうすればいいのか?

つきたてのようなモチっとした食感に戻すことはできるのか?

手軽なものからちょっと時間のかかるものまでいくつかご紹介します。

一番手軽な電子レンジでチン!

一番手軽な電子レンジでチン!

  1. 少し深さのあるお皿にお餅を入れ、少し浸かるぐらいまで水を入れる
  2. ラップを軽くかけて電子レンジでチンする

こちらが一番手軽で時間もかからない方法です。

お餅が水を吸うのでとろっとした食感になります。

お湯を使って茹でる

お湯を使って茹でる

  1. 沸かしたお湯に餅を入れる
  2. やわらかくなるまで茹でたら形が崩れないように取り出す

こちらは電子レンジでチンするよりも伸びのいいお餅に仕上がります。

火を通しすぎると形が崩れて溶けてしまうので注意してください。

炊飯器の保温機能であたためる

炊飯器の保温機能であたためる

  1. 一つずつラップに包んだお餅を炊飯器に入れる
  2. 炊飯ではなく保温機能でじっくり温める

(凍っていないお餅なら30分~、凍ったお餅なら1時間程)

こちらの方法はほかの方法に比べて時間はかかってしまいます。

ただその分、食感ややわらかさはつきたてのお餅に近いです。

時間に余裕があるときにはぜひこちらの方法を試してみてください。

開封したお餅が余ってしまった!冷蔵庫に入れたら何日間保存できる?まとめ

いかがでしたか?

お餅の保存方法からあたためるときのおすすめ方法までご紹介しました。

お餅はとてもカビが発生しやすい食材の一つです。

昔はカビの部分を削ればまだ食べられると言われていましたが、やめたほうがいいでしょう。

目に見えない部分にもカビの菌が浸透している可能性があるからです。

しかし、しっかりとした方法で保存すればとても日持ちする食材でもあります。

年末年始のお餅がまだ残っている!

思いもよらないところからお餅をもらってしまった!

そんな時には今回ご紹介した方法を参考にしてみてください。

いくつか方法をご紹介してきましたので、量や保存したい期間によってぴったりの方法がみつかるといいですね。