体に嬉しい成分を多く含むヘルシーな食品であるヨーグルト。
「健康や美容を考えて、毎日食べている」という声をよく聞きます。
ヨーグルトは1日に200gくらい食べるのが適切とのこと。
結構多いと思った人もいるのではないでしょうか?
ですが、それ以上食べると体に悪い影響を与えかねないので注意が必要です。
今回はこちらの内容について調べてまとめました。
- 1日に食べると良いとされるヨーグルトの量。
- ヨーグルトの食べ過ぎによって起こること。
- ヨーグルトの体に良い食べ方。
ぜひ参考にしてくださいね。
ヨーグルト200gは食べ過ぎ?1日の適切な量は?

ヘルシーで手軽に食べられるヨーグルトは、間食や食後のデザートにも大活躍!
冷蔵庫に常時ストックしている人も多いと思います。
実際のところ、1日にどれぐらい食べるのがベストなのでしょうか?
ヨーグルトの適切な量は、1日当たり200g程度とされています。
市販のカップタイプで、約2個分に相当する量です。
ヨーグルトを200gとることで、1日に必要なカルシウムの1/3量(200mg)をカバーできます。
また、カルシウムの吸収を高めるカゼインも含んでいるので、カルシウム補給にぴったりなんですよ。
他にも、乳酸菌による整腸効果や免疫機能の向上など健康や美容に嬉しい効能があります。
なお、一度に200g食べる必要はありません。
むしろ2回などに分けて食べたほうが効果的といわれています。
カップヨーグルトを間食と朝食に、1個ずつ食べると良さそうですね。
ヨーグルトの食べ過ぎのデメリットは?太る以外にある?

体に良いからと、たくさん食べたくなりますが食べ過ぎは禁物。
太るだけでなく、他にもさまざまなデメリットがあるんですよ!
脂肪分や糖分のとりすぎになる
ヨーグルトは牛乳が原材料なので、動物性の脂肪を含んでいます。
食べ過ぎると中性脂肪や悪玉コレステロールの増加を招く恐れがあるので要注意です。
また、ヨーグルトに砂糖やはちみつなど甘いものをトッピングしすぎると、糖質の摂りすぎにつながります。
栄養バランスが偏る
ヨーグルトはビタミンCやビタミンD、ビタミンEなどを含んでいません。
そのため、ヨーグルトだけでお腹を満たしてしまうと、それらのビタミンが不足してしまいます。
中でも、ビタミンCとビタミンEは美肌づくりに欠かせないビタミンです。
美容のためにヨーグルトを食べているのに、肝心の栄養素が不足しては本末転倒になってしまいますよ。
カルシウムの過剰摂取
ヨーグルトを普通に食べる分には、カルシウムの過剰摂取になることはほぼありません。
ですが、サプリメントや健康食品でカルシウムを補っている人は要注意。
カルシウムは取りすぎると、鉄などのミネラルの吸収を阻害したり、高カルシウム血症や尿路結石のリスクとなります。
サプリメントを使っている人は、ヨーグルトの摂取量と合わせたカルシウムの総量に気をつけてください。
まれに乳糖不耐症の症状
ヨーグルトは牛乳でお腹の調子が悪くなる乳糖不耐症の人も、安心して食べられる乳製品です。
ですが、一度に大量に食べると腹痛や下痢などの症状を起こす恐れがあります。
心当たりがある人は、食べすぎないようにしましょう。
ヨーグルトの体に良い食べ方を紹介!

せっかくヨーグルトを食べるなら、体に良い効果を最大限に引き出したいもの。
ポイントは、いかにしてヨーグルトの乳酸菌を活躍させるかにあります。
ここでは、ヨーグルトの効果をアップさせる食べ方をまとめました。
食後や間食に食べる
乳酸菌は胃酸の量が少ないと、生きて腸に届きやすくなります。
朝食前や空腹時は胃酸が強い状態なので、食前や朝食代わりにヨーグルトを食べるのはNG!
食事の後2〜3時間以内に食べるのがベストです。
また、腸は夜間に活発に働くので、夕食後のデザートに食べるのもおすすめ。
ただし、夜遅く食べると体に負担がかかるので、就寝3時間前に済ませるようにしてくださいね。
オリゴ糖や食物繊維と一緒に食べる
乳酸菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を一緒に食べると、さらに効果を発揮します。
ヨーグルトのトッピングにおすすめのものをご紹介しますね。
【オリゴ糖を多く含むもの】
はちみつ、きなこ、りんご、バナナ
【食物繊維を多く含むもの】
オートミール、キウイやいちごなどのフルーツ類
きなこはオリゴ糖だけでなく、食物繊維も豊富なのでまさに一石二鳥。
キウイも食物繊維と一緒に、ヨーグルトに含まれていないビタミンCも摂れるのでもってこいですよ。
定番のフルーツヨーグルトって、理にかなった食べ方だったんですね!
毎日食べ続ける
乳酸菌の効果は、数日程度では感じることができません。
また、食べるのをやめてしまうと、以前の腸内環境に戻ってしまいます。
コツコツ継続して食べることが大切です。
ヨーグルト200gは食べ過ぎ?1日に適切な量や体に良い効果的な食べ方をご紹介!まとめ
- ヨーグルトの適切な摂取量は1日に200g程度。
- 食べ過ぎは太るだけでなく、栄養バランスが偏り体に悪影響を及ぼす。
- 食後や間食に、オリゴ糖や食物繊維が多い食品と一緒に食べると良い。
いくらヨーグルトが体に良いといっても、やはり食べ過ぎはよくありません。
さまざまな食品をバランス良く食べることが、健康や美容への第一歩です。
この機会にご自分の食べ方を見直してみてはいかがでしょう。