スポーツ後や暑い夏場の水分補給に大活躍のポカリスエット。
夏の間だけでも結構な量を飲んでしまうので、少しでもコスパよくしたいですよね。
ポカリスエットの粉末とペットボトルを比べると、コスパは粉末タイプに軍配が上がります。
なお、粉末とペットボトルに成分の差はほとんどありません。
ただ味については若干違いがみられます。
今回はポカリスエットの粉末と液体についてまとめました。
- ポカリスエットの粉末とペットボトルの違い
- 粉末タイプのコスパとメリットについて
- 美味しいポカリスエットの作り方
ぜひ参考にしてくださいね。
ポカリの粉末と液体(ペットボトル)の違いはある?
ポカリスエットの粉末タイプとペットボトルに大きな違いはありません。
栄養成分と原材料をそれぞれ比較してみました。
<栄養成分比較>
ポカリスエットペットボトル (100mlあたり) | ポカリスエットパウダー (溶かした液体100mlあたり) |
エネルギー:25kcal | エネルギー:28kcal |
タンパク質・脂質:0g | タンパク質・脂質:0g |
炭水化物:6.2g | 炭水化物:6.9g |
ナトリウム:49mg | ナトリウム:50mg |
カリウム:20mg | カリウム:22mg |
カルシウム:2mg | カルシウム:2mg |
マグネシウム:0.6mg | マグネシウム:0.6mg |
<原材料比較>
ポカリスエットペットボトル | ポカリスエットパウダー |
砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩/酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC) | 砂糖、ぶどう糖、粉末果汁、デキストリン、食塩/酸味料、香料、ビタミンC、塩化K、調味料(アミノ酸)、乳酸Ca、炭酸Mg |
栄養成分ではカロリーと炭水化物、ナトリウム、カリウムは粉末の方がやや多いとはいえ誤差の範囲内です。
原材料ではマグネシウムに違いがありますが、期待される効果は同じものだと考えられます。
また、粉末にだけ含まれるデキストリンは、粉をサラサラな状態に保つために必要な成分。
ポカリスエットの効能自体に、粉末とペットボトルに違いはないと思われます。
ただ、味については若干違いがあるとのこと。
果汁の内容が微妙に異なるため味や香りに違いがあるそうです。
どちらが良いということはないので、自分が好きな味を選ぶとよいでしょう。
私は粉末タイプのほうがゴクゴク飲めて好きです!
粉ポカリはコスパも悪い?メリットは?
ポカリスエットは、粉末タイプのほうがコスパはやや上です。
大塚製薬公式通販「オオツカ・プラスワン」の価格を参考に比較してみました。
- <1Lあたりの比較>
- ポカリスエットパウダー1L用(74g×5袋×5箱) 約151円(税込)
- ポカリスエットペットボトル2L(2L×6本)約184円(税込)
大手通販サイトやドラッグストアならもっと安く購入できますが、粉末タイプのほうが安上がりなのはどこも同じです。
また、粉末タイプはコスパ以外にもメリットがあります。
1つ目は、持ち運びが楽なこと。
重いペットボトルを家に運ぶ必要がなく、飲みたくなったら水に溶かすだけ。
水を調達すれば飲めるので、アウトドアやキャンプなどで荷物を少なくしたいときにぴったりです。
2つ目は、置く場所に困らないこと。
ペットボトルだと収納場所がある程度必要になりますが、粉末タイプなら場所をとりません。
防災用や非常用に備蓄しておくと、いざというときに便利です。
3つ目は、ゴミの量が減ること。
ペットボトルの容器はかさばるので、収集日まで保管するのも捨てるのも一苦労ですよね。
粉末タイプならペットボトルよりもゴミの量が少なくすみますよ。
作る手間はかかるけど、メリットも多いんですね♪
粉ポカリはまずい?おいしい作り方を紹介
コスパがよくてメリットも色々とあるポカリスエットの粉末タイプ。
ですが、「自分で作るとまずい」「市販と味が違う」という声も多く聞かれます。
おいしく作れない原因として、
- パッケージの記載どおりに作っていない。
- 体調によって味覚が変わる
以上が考えられます。
ポカリスエットの粉末タイプは、一度に1袋全てを使わなければなりません。
小分けにして使うと、粉末の成分が均一でなくなるため、味だけでなく水分の吸収速度まで変わってしまいます。
また、人の味覚は体内の水分やミネラルのバランスによって変化します。
運動後に飲むとちょうどよかったのに、普段は甘すぎたり、酸っぱいと感じてしまうことありませんか?
体は運動や発汗などで必要な栄養素が失われると、その栄養素の味を強く感じるのです。
つまり、自分の体調に合わせて濃さを変えることが美味しく作るコツといえます。
運動後に飲むなら、パッケージに記載されている分量通りに作るのがベスト。
粉末が溶け切らず底に沈まないようにしっかり混ぜるのがポイントです。
日常で飲むなら分量通りに作り、コップに注いでから水で薄めましょう。
はじめから水を多めにして作ると微調整が効きづらいですよ。
なお、粉末のポカリスエットを作るときに金属製の容器はNG!
ポカリスエットは酸性の飲料なので容器に傷があると、そこから金属が溶け出して中毒症状を起こしかねません。
また、作ったら冷蔵庫で保管して2〜3日を目安に飲み切るようにしてくださいね。
ポカリスエットの粉末と液体(ペットボトル)の違いは何?コスパがいいのはどっち?粉ポカリの美味しい作り方も紹介!まとめ
- ポカリスエットの粉末と液体は成分や効能違いはないが、味が若干異なる。
- 粉末タイプのほうがコスパは良く、持ち運びに便利でゴミも減らせる。
- 記載された分量通りに作ることが大切。その上で体調に合わせて濃さを変えるのがおすすめ。
ポカリスエットの粉末タイプとペットボトルに違いはほとんどありません。
むしろ、粉末タイプの方がコスパもよく、自分の体調や好みにあった濃さに調節できるメリットがあります。
粉末タイプのポカリエットで節約しながら暑い夏を乗り切りましょう!