乾燥する季節は手が荒れやすくハンドケアが欠かせませんよね。
中でもハンドクリームを塗って手袋をはめる方法は、ハンドケア効果が高いといわれています。
一方で、その手法は肌に良くないといった意見もあるので迷いますよね。
詳しく調べたところ、ハンドクリームと手袋の併用に問題はありません。
むしろ、併用することでハンドケア効果は高まるそうですよ!
今回はこちらの内容についてまとめました。
- ハンドクリームと手袋の併用はダメ?
- 効果的なハンドクリームの使い方
- 自分に合ったハンドクリームの選び方
ぜひ参考にしてくださいね。
\つけるなら通気性のいいシルクの手袋が◎/
ハンドクリームと手袋の併用はダメ?
ハンドクリームを塗って手袋をするケア方法に問題ありません。
むしろ、手荒れ対策としてはベストなんですよ。
理由は大きく分けて3つあります。
- 手の乾燥を防いで肌の潤い守る
- 血行が良くなる
- ハンドクリームが触れたものにつかない
ハンドクリームは手肌に潤いを与え、肌のバリア機能を守るのに役立ちます。
しかし、ハンドクリームだけでは、乾燥した外気に触れている間にクリームが蒸発して保湿効果が持続しません。
手袋を併用するとクリームの蒸発を抑えられ、肌の潤いを長時間キープできます。
また、手袋すると手が温められて血行が良くなり、ハンドクリームの有効成分が肌に浸透しやすくなるのもポイント。
さらに、手袋しておけば触れたものがベタベタにならずにすみます。
良いことばかりのケア方法ですが、手袋をつけて寝る場合は下記の点に注意が必要です。
長時間手袋をつけていると湿気が内側にこもり、手がふやけて肌のバリア機能が低下してしまいます。
敏感肌の人や手荒れがある程度進行している人は避けたほうがよいでしょう。
また、寝ている間に手袋をつけると、本来放出されるはずの熱が体内にこもって体温調節が難しくなります。
その結果、睡眠が妨げられてぐっすり眠れない!なんてことに…。
寝る時に使う手袋は、シルクやコットンなど通気性がよいものを選ぶようにしましょう。
ハンドクリームの効果を高めるには?
ハンドクリームを塗って手袋するのは効果的だとわかりました。
ですが、思うほど効いてないと感じたことはありませんか?
それは、ハンドクリームを漫然と塗っているせいかもしれません!
ここでは効果的なハンドクリームの塗り方をご紹介します。
塗る量
ハンドクリームはケチらずにたっぷり使うことが大切。
使う量が少ないと、ハンドクリームの効果は薄くなってしまいます。
チューブタイプなら1回で3〜4cm。ジャータイプだとさくらんぼ大が目安です。
ただ、多すぎると余分な油分が肌に残ってベタベタする原因になります。
出しすぎたら、乾燥しやすい肘や膝にも塗ってしまいましょう!
塗り方
基本的なハンドクリームの塗り方は、
- ハンドクリームを伸ばしやすくするため手の体温で温める。
- 手の甲を中心に全体へと広げてなじませる。
- ムラができないように指先まで丁寧に塗る。
- 手全体をマッサージしながら塗りこめていく。
より効果を高めたい場合は、化粧水で保湿してからハンドクリームを塗りましょう。
フェイスケアと同様に、水分がクリームに閉じ込められることで、手肌の保湿効果が高まりますよ。
また、塗る前には必ず手を洗って汚れを落とすこと。
油分などが手についていると、せっかくの効果が半減してしまいますよ。
塗るタイミング
基本は「乾燥を感じた時」とし、1日3〜5回くらいを目安に塗るとよいでしょう。
下記のタイミングを参考に、なるべくこまめに塗りましょう。
- 朝起きたとき
- 手を洗った後
- 家事が一段落したとき
- 寝る前
特にお風呂上がりなどの手肌が温まった状態で塗ると効果が高まります。
自分にあったハンドクリームの選び方
ハンドクリームといっても色んな種類があり、どれがいいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
乾燥対策でハンドクリームを選ぶ場合、下記のポイントを押さえるとよいですよ。
保湿力
寒さや乾燥が厳しい冬は、保湿力の高いものを選びましょう。
ヒアルロン酸やセラミド、シアバターなどの保湿成分が配合されたものがおすすめです。
特に乾燥が気になる場合はヘパリン類似物質が入ったものを選ぶとよいですよ。
使い心地
毎日使うものなので、自分が心地よいと思えるものを選びましょう。
しっとり感が好みならば、クリームや軟こうタイプがおすすめです。
ただ、油分が多めなので塗った後のベタつきが気になる人は避けたほうがよいかもしれません。
ローションやジェルタイプは、サラッとした軽い塗り心地です。
反面、保湿されている感じが少なく物足りなさを覚える人もいます。
また、香りも使い心地を左右する要素です。
心地よいと思える香りはリラックス効果も期待できますよ。
容器
ハンドクリームをこまめに塗るためには使いやすさも重要です。
ポンプタイプはフタの開閉がいらず、作業の合間にすぐ使えます。
チューブタイプは軽くて持ち運びやすいほか、指や空気に触れる箇所が小さく衛生的です。
ジャータイプはヘラなどで取り出せて、量の調整がしやすいのがメリットといえます。
シーンによって使い分けるのもアリですよ♪
ハンドクリームと手袋の併用はダメ?効果的なハンドクリームの使い方と選び方を解説!まとめ
- ハンドクリームを塗って手袋をはめると、ハンドケア効果が高まる。
- ハンドクリームは塗る量や塗り方、タイミングを意識すると、より高い効果が得られる。
- 保湿力や使い心地、用途などを考慮して使いやすいものを選ぶ。
乾燥を防いで保湿するアイテムとして真っ先に思い浮かぶハンドクリーム。
手袋と併用することでハンドケアの効果を高められます。
ハンドクリームを上手に使って、潤いのあるすべすべな手肌を目指してくださいね!