舞茸って名前の由来知ってますか?
「見つけると舞うほど嬉しい」、「カサがひらひらと舞っているように見える」ということから付いたとも言われてそうです。
昔は天然キノコで希少なものでしたが、栽培の成功で流通が広がりスーパーなどにもある身近な食材となりました。
手頃なうえ風味と食感も良いので、炊き込みご飯やてんぷらなどお料理メニューも多くあります。
食べやすい大きさにしてお鍋に入れるだけで味噌汁の具材としても最適です。
ただ、舞茸の味噌汁は苦味やえぐみもあるうえ、汁が黒っぽくなってしまいので美味しくないと感じることもあります。
今回は舞茸の味噌汁がまずいと思ってしまう原因と、美味しくするコツと組み合わせを調べましたのご紹介しますね。
ぜひ最後まで読んで、舞茸の味噌汁を楽しんでもらえるようになれば幸いです!
今回はこちらの内容をまとめました。
- 舞茸の味噌汁はまずい?黒くなる?
- 舞茸の味噌汁を美味しくするコツを大公開
- 舞茸の味噌汁に合う美味しい組み合わせは?
ぜひ参考にしてくださいね!
舞茸の味噌汁はまずい?黒くなる?
実は舞茸は価格も安定しておりお手軽なうえ、味噌汁の具にも打ってつけです。
舞茸は独特の風味が強いことは、椎茸やしめじなどのキノコ類と比べ特徴的です。
風味がある一方で、味噌汁に舞茸を入れると苦味やえぐみが感じるので、まずいという意見もあります。
またどことなく味噌汁が黒くなるので、見かけにも抵抗感が出ることもあるかもしれません。
黒ずむ理由は、舞茸に含まれるメラニン色素という成分が影響しています。
メラニン色素は、旨味や栄養素の元となるキノコポリフェノールの一種です。
水溶性なので、汁に溶け出しやすく味噌汁が黒っぽくなってしまうのです。
メラニン色素は悪い成分ではありません。
舞茸の味噌汁を美味しくするコツを大公開
舞茸のお味噌汁を美味しくするコツは、舞茸のメラニン色素に気をつけることです。
メラニン色素は水溶性で、加熱温度や時間によって溶け出し具合に影響します。
舞茸味噌汁をつくる時、水から舞茸を入れて加熱すると良いでしょう。
汁を沸騰させず、中火くらいでじっくり加熱すると舞茸の旨味は逃さなままつくれます。
お味噌汁も黒くなりにくいですよ。
舞茸自体は火も通り易い食材なので、加熱具合を心配しすぎず火が通ったと思ったらすぐにコンロから下ろしましょう。
どうしても黒さが気になる場合は、白舞茸を使うの手です。
メラニン色素の含有量は、(黒い)舞茸に比べ少ないので調理もし易いかもしれません。
舞茸はビタミン、ナイアシン、食物繊維といった健康維持や美容に良い成分も豊富に含まれ、特有の香りも楽しめるキノコです。
キノコポリフェノールも抗酸化作用や免疫力の向上作用に期待される成分と言われています。
舞茸味噌汁のだしや味噌を濃くするなど調理で、えぐみや黒色素を抑えるのも工夫です。
舞茸の味噌汁に合う美味しい組み合わせは?
舞茸の味噌汁に合い美味しくなる追加の具材をご紹介します!
玉ねぎ
玉ねぎを加えると美味しく食べれます。
舞茸が柔らかさに反し、玉ねぎはシャキシャキとしているので食感が増し美味しいです。
舞茸と同じく沸騰前の水から一緒に加熱し、玉ねぎの甘みを生かし食感を残しつつ調理しましょう。
豚肉
豚肉を入れると旨みが増し、食べ応えある味噌汁に仕上がります。
さっぱりした舞茸と豚肉のボリューム感はご飯にもよく合います。
栄養バランスも良く、おかずになる一品です。
豚肉を加えるだけの手軽さなので忙しい時にもおすすめです。
キノコ類
舞茸と同じキノコ類を加え、きのこ味噌汁にするのもおすすめです。
特にキノコが美味しい秋の季節にはぴったりです。
キノコは、しいたけ、しめじ、えのき、なめこなどはスーパーで購入もしやすく数種類アレンジして味噌汁にしましょう。
旨みたっぷり、免疫力アップでき食べ応えも出て美味しいですよ♪
舞茸の味噌汁がまずい!美味しい組み合わせとコツで解決!まとめ
お料理の用途も広く、美味しくお手軽な舞茸は味噌汁の具材にも最適です。
舞茸の味噌汁は香り良いのですが、汁が黒くなり美味しくないと感じるかもしれません。
苦味やえぐみがあるとの声もあります。
原因は舞茸にメラニン色素が含まれているからです。
メラニン色素は水に溶け出しやすい成分です。
旨みや栄養も含むので調理には注意が必要です。
味噌汁を作る時は水からじっくり加熱するとメラニン色素が溶け出すのを抑えることができます。
黒くなりにくく、旨みや栄養分は残せます。
難しい場合は、白舞茸を試してみください。
舞茸味噌汁に合うほかの具材もご紹介しました。
ひとつは玉ねぎです。
玉ねぎのシャキシャキ感と舞茸の柔らかい食感が合い美味しくなります。
また豚肉もよく合います。
旨みも増し栄養バランスも良く、おかずとしてもご飯に合う味噌汁になります。
もうひとつは、しいたけやしめじなど舞茸以外のキノコ類を加え、キノコ味噌汁にして楽しめます。
旨みが増し、免疫力もアップし食べ応えたっぷりです。
お好みに合わせ、複数の具材を掛け合わせて入れても良いと思います。
自分なりにアレンジを加えて、舞茸味噌汁をより楽しんでみてくださいね!