こんな経験ありませんか?
使用しようとして置きっぱなしにしてしまったなんてうっかりしてしまうことありますよね。
そもそも「チーズって腐るの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
- チーズは常温放置しても大丈夫?
- チーズって腐るとどうなるの?
- 腐ったチーズを食べてしまうとどうなるの?
今回はこの3点についてまとめてみました。
チーズを冷蔵庫に入れ忘れた!常温放置でも大丈夫?
結論からいうと、チーズの種類にもよりますが常温放置はできない食材です。
チーズは要冷蔵商品で、適正温度は5度~10度。
スーパー等でチーズを見るときは冷蔵コーナーにありますよね。
なので基本的にチーズの常温放置は避けた方が良いです。
ですが、「チーズ」といっても沢山種類がありますよね。種類別に紹介しますね。
中には常温でも良いという物もありますよ。
粉チーズ
冷蔵庫の庫内湿度は60%と言われており、粉チーズは湿気を嫌う性質があります。
そのため、常温で保存しても良いとされています。
保存する場所は直射日光があたらない、風通しのよい場所で、
床下収納や冷蔵庫の野菜室などがおすすめです。
夏の季節は気温が高いため、冷蔵室で保存しても◎
ナチュラルチーズ
ナチュラルチーズとは?
- カビを利用したチーズ
カマンベール、ブルーチーズ
- フレッシュチーズ
モッツアレラチーズやカッテージチーズ
- セミハードチーズ
チェダーチーズ、ゴーダチーズチェダーチーズ、ゴーダチーズ
- ホエイたんぱく質チーズ
リコッタチーズ
また、グラタンやピザに使用するシュレッドチーズやスライスチーズなども
ナチュラルチーズと言われていますよ。
ナチュラルチーズは沢山の種類のチーズが含まれています。
また、チーズは発酵食品のため常温で保存してしまうと、さらに発酵が進んで傷んでしまいます。
特にカビを利用したカマンベールチーズは発酵し続けているチーズになるため、
常温での保存は避けた方が良いとされています。
真空パックに入っているチーズ
チーズは真空パックで販売されているものもありますよね。
真空パックに入っているチーズを購入した後、真空パックから出して、ラップに包んでから
冷蔵保存するのがおすすめです◎
食べる30分~1時間程度、常温に戻してから食べるとより美味しくなるよ♪
チーズは腐るとどうなる?
先ほど、「チーズの常温保存は発酵が進んでしまって傷んでしまう」とお話しましたね。
では、チーズは腐るとどうなるのでしょうか?
ニオイの変化
- アンモニア臭がする。
- 酸っぱいにおいがする。
- 蒸れたような独特なにおいがする。
見た目の変化
- 色が変色している。
- 水分がでてベタベタしている。
- カビが生えてしまっている。
味の変化
- ピリピリするような酸味がある。
ナチュラルチーズには最初からカビで覆われているチーズもあり、カビがある状態だとわかりにくいですよね。
腐ったチーズを食べたらどうなる?
「食材を捨てるのは勿体ないし、少しくらいなら大丈夫!」なんて思っていませんか?
実は腐ったチーズを食べてしまうと、チーズの味が落ちるだけではなく、
食中毒になるという危険があります。
チーズの見た目が変化していたり、ニオイに変化がある場合は食べないようにしましょう。
食中毒にかかるとどんな症状がでる?
- 吐き気
- 腹痛
- 下痢
- 発熱
- 嘔吐
- めまい
食中毒は食後30分~数時間で上記のような症状がみられます。
経度だと症状が出てから数時間のうちに自然治癒場合もありますが、
身体に症状が出た場合は我慢せずに早めに病院に受診してくださいね。
また、チーズが腐る原因は、空気中の細菌による物や、元々チーズに含まれる菌が繁殖したことで腐っていくことがわかっています。
そのため、免疫力が落ちている小さなお子様やご高齢の方、妊娠中の方が食べてしまうと
食中毒が重症化してしまうケースがあるため、注意が必要です。
チーズを冷蔵庫に入れ忘れた!常温放置でも大丈夫?腐るとどうなるかを紹介まとめ
- チーズは要冷蔵!常温放置はできない食材(チーズの種類にもよる)
- チーズの種類の中でも粉チーズは常温OK!
- 常温で保存してしまうと、さらに発酵が進んで傷んでしまう。
- チーズは腐るとニオイや見た目、味に変化が出る。
- 腐ったチーズを食べると食中毒になる危険がある。
今回は「チーズを常温放置しても大丈夫か?」ということについてお話しました。
チーズは発酵食品ってこともあり、「元々発酵しているから常温でも大丈夫じゃない?」
と思われている方も多いのではないでしょうか。私もそう思っていました。
「常温保存だと発酵が進んで傷んでしまう」ということがわかって
チーズをおやつとして持ち歩くときはチーズをジップロックに入れて
小さい保冷剤などを一緒に入れておくとチーズを無駄にすることなく
食べることができそうですね♪