食べ物 PR

里芋を茹でたら紫に変色した!食べれる?変色防止方法と白く煮る方法をご紹介!

       記事内に商品プロモーションを含みます

里芋を茹でたら紫に変色した!そんな経験はありませんか?

腐ってないのか、食べても大丈夫なのかと不安になりますよね。

食べられないと思って、捨ててしまったことがある方もいるかも知れませんね。

里芋はホクホクした食感や優しい甘さで、秋から冬にかけて旬を迎え、主に和食でよく使われる野菜です。

料理は見た目も大切です。和食らしい里芋の煮物を、きれいに作ることができたら素敵ですよね!

そこで今回は、里芋の変色防止方法や、きれいな白色に煮る方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

里芋を茹でたら紫に変色した!原因は?食べれる?

買ってきたばかりの新鮮な里芋でも、茹でたら紫に変色することがあります。それはどうしてでしょうか?

決して腐っているわけではないので安心してくださいね。

実は、里芋を茹でたときに紫に変色するのは、皮を剥いてから茹でた場合に起こりやすいのです。

これは、里芋に含まれるタンニンというポリフェノールの色素成分が、鍋の鉄分と化学反応を起こすことが原因です。

つまり、結論としては食べても大丈夫!腐っているわけではありません。

里芋を茹でるときの鍋を、テフロン加工のものやステンレス制のものにするだけでも多少変色は抑えられます。

もし茹でたときに紫になってしまい、どうしても見た目が気になったら、茹でた里芋を潰して丸め、衣を付けて揚げてコロッケにすると色を気にせず美味しく食べられますよ!

でも、鮮やかな紫色に変色した里芋は、見た目的にもやはり微妙だ、食べても大丈夫なのかな、と不安に思う人が多いかと思います。

きれいな白色に茹で上がると、見た目にも美味しそうで食欲がそそられますよね。

そこで、里芋が白く茹で上がる方法についても紹介していきますね。

里芋の変色防止方法と白く煮る方法!

里芋は皮を剥くことで空気に触れ、酸化することが原因で変色しやすくなります。

皮を剥いてすぐに調理しない時は、水にさらして保存するようにしましょう。

水にさらして保存容器に入れ、冷蔵庫で保存すると2.3日は持ちます。

それから、皮付きのまま茹でることでも変色しにくくなります。

皮付きのまま茹でる場合は、よく洗った後切り込みを入れておくと、皮がつるんと剥きやすくなるメリットもあります。

さらに、皮付きのまま茹でることで栄養の流出が抑えられます。

里芋は、食物繊維が豊富で便秘予防の効果や、胃腸・肝臓の粘膜を強化する働きのあることで知られています。

反対に、皮を剥いてから茹でる場合は、米のとぎ汁で茹でたり、あるいは米をお茶パックに入れたものと一緒に茹でたりすると白く煮ることができます。

これは、米のデンプン質が里芋から出るアクを吸着することで、里芋の変色防止になるのです。

大根を茹でるときにも、同様に白く茹で上がる効果があるのでぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、皮を剥いてから茹でる場合は、里芋から出るアクによって吹きこぼれが起きやすくなるので、あらかじめ塩少々を加えた水で洗ってぬめりを落としておくようにしましょう。

里芋は紫以外にも…茹でたらオレンジや茶色、黒にも変色することがある

里芋は、紫以外にも様々な色に変色します。

オレンジや茶色になることもありますが、薄いオレンジであれば酸化しているだけなので問題なく食べられます。

ただし、茶色になっている部分は食べられますがゴリゴリと食感が悪かったり、エグみが強かったりするので、その部分をなるべく取り除いてから調理するのがおすすめです。

また、紫に変色したのが黒や灰色に見えることもありますが、見た目意外は問題なく食べられます。

里芋の変色は、カビによるものや腐って変色していることもあるので注意は必要です。

腐って変色しているときは、ぐにゃぐにゃになっていたり異臭がするのですぐに分かると思います。

腐ったりカビが生えたりする原因は、湿度で蒸れることなので、長期で保存する時は、風通しが良く、適度な湿度が保たれるところにしましょう。

他には、断面に赤い小さな斑点が見られることもあります。これは、アントシアニンという色素成分の酸化が原因です。

アントシアニンは、ブルーベリーの色素として有名です。

アントシアニンは、抗酸化作用があり、疲れ目予防にも効果的とされています。

また、里芋の栽培環境によって低温障害を起こした場合にアントシアニンの成分が増加することも原因となっています。

ですので、里芋を切ったときに赤い斑点があっても、問題なく食べられるので安心してくださいね。

里芋を茹でたら紫に変色した!食べれる?変色防止方法と白く煮る方法をご紹介まとめ

今回は、茹でたら紫に変色した里芋でも食べられるかについてと、変色防止方法・白く煮る方法を紹介しました。

里芋の変色は主に、色素成分の酸化が原因で食べても問題はありません。

茹でた後にもし変色していても、捨てたりしないでくださいね!

皮付きのまま茹でたり、米のとぎ汁を使ったりする方法を参考にすると、変色防止・白く茹でられますよ。