1年を通して、スーパーや八百屋で購入が出来るりんご。
毎日の食卓やお子さんのおやつ、またお弁当作りにもとっても重宝する食材ですよね。
そんなりんごをお弁当に入れたいと思った時、前日のうちに切って詰めておいてもいいのか、悩みませんか?
りんごは切ってから時間が経つと茶色く変色してしまう果物です。
「りんごを前日にお弁当に入れてもいいの?」「変色しない方法はないの?」
ここでは、そんな疑問を解決していきます。
りんごをお弁当の前日に入れるのはNG?
りんごをお弁当の前日に入れておくことはできるのか?
また、りんごが時間が経つと茶色く変色してしまう理由をご紹介します。
りんごを前日に切ってお弁当に詰めるのはNG
りんごは剥いて切ったあと、時間が経てば経つほど茶色く変色していくので、前日の夜に切って、そのままお弁当に詰めるのは避けましょう。
変色を抑えるために工夫をすれば、前日に切っておくことも出来ますが、お弁当に入れる場合には、なるべく朝に切ってお弁当に詰める方法がおすすめです。
また、変色しないうちに加熱調理をしておけば、前日の夜に入れておくことも出来るので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
りんごが変色してしまう理由
剥いて切ったあとのりんごは、空気に触れることで変色していきます。
りんごに含まれるポリフェノール類の成分が、空気に触れることで酸化していくためです。
この変色が起こることを、褐変(かっぺん)と呼びます。
褐変が起こることで、一部りんごの栄養が損なわれる成分もありますが、一方で、りんごの味自体が大きく損なわれることはありません。
とはいえ、食べるときに変色してしまっているりんごよりも、なるべく剝きたての本来の色味をしたりんごを食べたいですよね。
りんごの変色防止には砂糖水か塩水!!
切ってすぐに食べられない時や、お弁当に入れる時には、なるべく変色が進まないように工夫しておきたいですよね。
りんごの変色防止には砂糖水や塩水が使われます。
また、はちみつを使った方法も変色防止には効果的です。
1.りんごが浸るくらいの水に大さじ1杯程度の砂糖を入れる
2.約5分そのまま浸す
塩水を使用する場合
1.りんごが浸るくらいの水にひとつまみ~ふたつまみほどの塩を入れる
2.2~3分そのまま浸す
※あまり濃い塩分濃度で作ると、りんごが塩辛くなってしまうので注意してくださいね。
1.りんごが浸るくらいの水に大さじ2~3杯のはちみつを入れる
2.約5分そのまま浸せばOK
※1歳未満のお子様にりんごを与える際には、はちみつは使用しないでくださいね。
塩水につけて、りんごがしょっぱくなってしまうのが気になる方はぜひ、砂糖水やはちみつを使ってみてくださいね。
りんごを使ったお弁当レシピを紹介
りんごをお弁当に入れてもっていく際は、加熱調理をするのがおすすめです。
りんごを使った人気のお弁当レシピをご紹介させていただきます。
- りんご :1個
- はちみつ :大さじ1.5杯
- レモン汁 :小さじ½
- 水 :適量
- りんごを1㎝くらいの厚さにスライスして鍋に入れます。
- りんごが半分浸かるくらいの水を入れ、はちみつとレモン汁を加えます。
- 中火で沸騰させ、かき混ぜながら、水が無くなるまで煮たら火を止めます。
- りんご :½個
- さつま芋 :1本
- はちみつ :小さじ1
- レモン汁 :小さじ½
- 塩 :ひとつまみ
- さつまいもは2cmほどのイチョウ切りにして、水にさらしておきます。
- りんごは1cmほどの角切りにして、1のさつまいもとあわせます。
- そこへはちみつ、レモン汁、塩を入れて軽く混ぜ、ラップをして600Wで5~6分レンジで加熱します。
- 熱いうちにフォークなどでさつまいもを軽く潰して完成。
- りんご :2個
- シナモン :適量
- 油 :適量
- りんごを一口大に切って、油をひいた鍋に入れます。
- 火をつけて少し焼いたら、火を弱火にして蓋をして10分~15分ほど煮ます。
- 出来上がったらシナモンをかけて出来上がり。
試す価値アリ!!りんごをお弁当の前日に入れると…変色防止にはコレ!!まとめ
この記事では「りんごをお弁当の前日に入れてもいいのか?」という疑問や、りんごの変色防止の方法などをご紹介しました。
りんごをお弁当の前日に切って詰めてしまうと、変色してしまうので避けましょう。
お弁当を持っていく日の朝に切って入れるのが一番いいですが、どうしても前日の夜に切っておきたい時もありますよね。
そんな時は、塩水や砂糖水、はちみつを加えた水につけておくと、そのまま置いておくよりも、変色を抑えることが出来ますよ。
より変色をおさえられる方法として、加熱調理が有効なので今回ご紹介のレシピも参考にしてみてください。
お弁当にりんごを使う時は見た目も美味しく食べられるように、ぜひ変色防止の工夫をみなさんも実践してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。