段々と寒くなってくるこの時期、ダイエットや美容のために「朝ココア」を始める方も多くなってきますね。
朝にココアを飲むことで健康に悪い、太るなど良くない感想も聞きますが、真相はどうなのでしょう?
調査してみると、朝ココアは「太る」というデメリットがある一方で、「ダイエットに効果的」というメリットもあるようです。
一見矛盾しているようですが、「飲み方」を工夫することでデメリットをメリットに変えられます。
その詳細をこの記事では以下のようにまとめました。
- 朝ココアを飲むデメリット
- 朝ココアを飲むメリット
- 朝ココアの効果的な飲み方
朝ココアに限らず、ココア自体の効果についてもまとめていますので参考にしてみてください。
ぜひ最後までご覧ください!
朝ココアを飲むデメリットは?
朝ココアのデメリットとは何なのでしょう?
また、ココア自体のデメリットについてもまとめていますので参考にしてみてください。
朝ココアを飲むと太る!?
朝ココアの一番のデメリットとしては「太る」ということです。
太ると言われる理由の一番はその「甘さ」でしょう。
特にミルクココアには砂糖やミルクなどがたっぷり入っています。
朝何も胃に入れていない状態でその甘味成分を摂取すると急激に血糖値が上昇し、太る原因となってしまいます。
また血糖値が下がっていく時には「空腹感」を感じる作用もあるため、食欲増進や間食に繋がり、普段よりも摂取カロリーが多くなってしまいます。
ココアに限らず、朝から高カロリーを摂取すると血糖値が上がりますよね…。
ココアを飲むと起こる体調不良
ココアを飲むことで引き起こされる可能性があるのは以下の症状です。
- 腹痛
- 下痢
- 頭痛
腹痛や下痢はココアの成分「リグニン」が原因です。
リグニンは不溶性食物繊維であり、胃で溶けないまま腸に届いてしまいます。
そのリグニンで腸が刺激され、腹痛や下痢に繋がるのです。
頭痛は「カフェイン」や「ポリフェノール」が原因です。
脳の血管を拡張、収縮する作用によって頭痛を引き起こす場合があります。
ココアはアレルギーの原因
ココアを飲むとアレルギーを引き起こす場合もあります。
アレルギーはココアの成分「カカオ」が原因です。
カカオアレルギーの症状は以下の通りです。
- 下痢
- 嘔吐
- 痙攣
- アナフィラキシーショック
アナフィラキシーショックで死亡する例もあるようです。
少しでも体の異変を感じたらすぐに病院を受診しましょう。
朝ココアを飲むメリットや効果は?
一方で朝ココアにはメリットもあるようです。
ココア自体のメリットについてもまとめています。
朝ココアを飲むとダイエット効果が期待できる!?
朝ココアには「ダイエット効果」が期待できます。
その理由は基礎代謝が上がるからです。
特に冬は朝から体温が下がっていて「便秘」や「代謝の低下」に繋がります。
それが太る原因となるのです。
そこでココアを摂取すると、持続的に体を温めてくれ、血流の促進や、便秘解消ができ、ダイエット効果が期待できます。
一日の摂取量次第でメリットにもデメリットにもなり得るのですね。
また、ココア自体には脂肪の吸収を抑えたり、脂肪燃焼の効果があるのでダイエットにもおすすめです。
朝ココアには嬉しい効果もあるんですね!
取り入れ方次第では強い味方になってくれそうです!
ココアを飲むと記憶力や集中力UP!疲労回復効果も!
ココアに含まれる「テオブロミン」という成分が記憶力や集中力のUPに繋がります。
また、「カカオ」には疲労回復効果が期待できます。
ストレスや疲れを癒してくれる、頼もしい味方の飲み物ですね。
仕事中や、勉強中の気分転換に最適です。
ココアを飲むとむくみや冷え性改善
ココアに含まれる「テオブロミン」や「フラバノール」という成分には血流を良くする効果があります。
特に手足の冷えに効果抜群です。
ココアの効果には持続性があるため、ゆっくり、長く体を温めてくれるのは嬉しいですね。
末端冷え性には嬉しい効果ですね!
ココアを飲むとアンチエイジング
ココアに含まれる「ポリフェノール」には強い抗酸化作用があります。
シミやシワ、ニキビなどあらゆる肌トラブルの元となっている活性酸素を除去してくれるため、アンチエイジングの効果が期待できるのです。
また、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果もあるため、動脈硬化の抑制にもつながります。
朝ココアの効果的な飲み方は?
朝ココアはデメリットがある一方でメリットもありました。
「飲み方」に気を付ければデメリットもメリットに変えられそうですね!
では上手く活用するためにはどのような摂取の仕方が効果的なのでしょう?
ココアの一日の摂取量
ココアは一日2杯程度を目安にしてください。
2杯以上を飲むと摂取カロリーがオーバーし、太る原因となってしまいますのでご注意ください。
純ココアとお湯
ココアにはたくさんの種類がありますが、その中でも「純ココア」を選ぶのがポイントです。
カロリー面では甘味成分が多いミルクココアと変わりませんが、純ココアの方が含まれる栄養素が豊富な上、糖質がほぼ入っていません。
また、牛乳や豆乳で飲むより、水やお湯で飲んだ方がカロリーが抑えられます。
さらに水ではなく、お湯にすることで体を温める効果が期待できますので、純ココアとお湯で飲むのがベストな飲み方です。
ココアを飲むタイミング
朝ココアを飲むメリットについては解説しましたが、それ以外にも効果的なタイミングがありますのでご紹介します。
食前にココアを飲むと「食欲が抑えられる効果」があります。
そのためついつい食べ過ぎてしまうという場合は、食前に1杯のココアを飲むと食欲抑制に繋がります。
また、疲労回復効果や睡眠の質を上げる効果もあるので、寝る前に飲むのもオススメですよ♪
就寝1~2時間前に飲むことを意識してみてください。
朝ココアは太る!?飲むデメリットは?効果や飲み方についても解説!まとめ
朝ココアのデメリット、メリットについてご紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう!
- 朝ココアのデメリットは糖質によって血糖値が急上昇し、太りやすくなる
- 朝ココアのメリットは基礎代謝のUPに繋がり、ダイエット効果が期待できる
- 純ココアをお湯で、一日2杯までを目安に摂取すると良い
朝ココアはダイエットの味方にも敵にもなり得ます。
ココアに入っている成分の効果や、摂取量を考えて上手く日常に取り入れることが大切ですね。
特に寒くなってくるこの時期、温かいココアで一息つきながら無理せず過ごしていきましょう♪
最後までご覧いただきありがとうございました!