食卓でもおなじみのピーマンですが、焼いたり炒めたりしておいしい野菜ですね。
ところで、ピーマンを調理するとき、中の種は切り取って捨ててませんか?
ピーマンを縦に2つに切ると、中にはつぶつぶと小さな種がヘタの下あたりにあります。
そのままでは調理中に種もほどけて食べにくいので、ヘタと一緒に包丁で取り除きます。
種を取り除くことは、ピーマンの調理では当たり前だと思っていました。
もしかしたらピーマンの種自体食べれないと思ってませんでしたか?
種は体に悪く食べれないと思っていらっしゃったら、そのようなことはありません。
ピーマンの種は食べても大丈夫なのです。
実は種には栄養も含まれており、種を食べずに捨てることはもったいないことなのです。
そこで種に含まれる栄養成分や、種の栄養を逃さない食べ方についてもご紹介します。
これまでピーマンの種を取り除くという常識が変わリますので、ぜひ最後まで読んでください。
今回はこちらの内容をまとめました。
- ピーマンの種は体に悪いのか?多くの人がピーマンの種をとる理由
- ピーマンの種は栄養満点!?
- ピーマンを種ごと食べられるレシピ♪
ぜひ参考にしてくださいね!
ピーマンの種は体に悪い?多くの人がピーマンの種をとる理由
ピーマンを食べるとき、中にある種はどうされていますか?
種は苦味があり、ワタもまとわり付いているので食べにくそうです。
小さな種なので残っていたら料理の見栄えも悪くなります。
なので、当たり前のようにピーマンの中の種とワタを取り除いていませんか。
ところがビーマンの種には栄養も多く含まれており、捨てるどころか食べるメリットがあったのです!
えっ!?食べれるの?と思ったかもしれませんが、食べても問題ありません。
天然の毒が含まれていることを聞いたことあるかもしれませんが、人が食べても微量なので体に害はありませんのでご安心くだい。
ピーマンの種まで食べることは豊富に栄養を摂取できうえ、調理でわざわざ取り除く手間を省くことができるんです。
今まで何だったの!?って感じですね!
もともとピーマンは子供の苦手野菜に挙がるように、苦味や青臭さを感じやすいことがあります。
種にも苦味を感じられることがあり、取り除くことが広く受け入れられていたのかもしれません。
ところが種にも栄養成分が豊富で簡単に摂取できるので、一緒に種も食べることをチャレンジしてみてくださいね。
ピーマンの種は栄養満点!食べることで得られる効果は
ピーマンの種に含まれる栄養成分をご紹介します。
もともとピーマンは緑黄色野菜のひとつなのでビタミンなど栄養は豊富です。
種には身には含まれていないビタミンA・B群のほか、ビタミンCやカリウム、ピラジンが多く含まれています。
ビタミンCは、紫外線の影響による黒色メラニン合成を抑制する働きが期待できます。
いわゆる美肌・美白効果です。
カリウムは体内から余分な塩分を排出してくれる働きがあるので、むくみ改善に効果的です。
ピラジンは聞き慣れないかもしれませんが血行を促進してくれる効果がある栄養成分です。
脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの予防にもなるので注目です。
ピーマンの種やワタには、身に比べピラジンが10倍と多く含まれています。
これはすごいですね!
一方で、ピラジンはピーマンの苦味・青臭さの原因でもあるです。
種にまとわりついたワタにもカプサイシンが多く含まれています。
カプサイシンは、抗酸化作用があり活性酸素から体を守っってくれるのでアンチエイジング効果があります。
どうですか?
これだけの栄養がピーマンの種にあると知れば、取り除かずに食べてしまいたくもなってきませんか!
ピーマンを種ごと食べらるレシピ♪
ピーマンの種に栄養があると分かったら、種も食べてみましょう。
種を別にして食べるのは大変なので、ピーマンを丸ごと食べることが手間がかからず調理も楽で、食べ易くもあるのでおすすめです。
レシピは簡単です。
ピーマンを丸ごと蒸し焼きにしましよう。
ご紹介しますね。
ピーマンは丸ごと用意し、5cmくらいでOKなので切り込みを1ヶ所だけ切り込みを入れましよう。
これは加熱でピーマンが破裂しないようにするためです。
あとはフライパンに油を引いて(香り付けにごま油を加えても良いです)ピーマンを並べ、塩をふりかけて蓋をして5〜6分中火で蒸し焼きにします。
ピーマンの身がしんなりとしたらできあがりです。
アルミホイルに包み蒸し焼きにすることもできます。
お好みでかつお節を振りかけてお醤油を垂らすと良いですよ。
ピーマンの種は体に悪い?栄養があるから食べるべき?真相を徹底調査まとめ
取り除いて捨ててしまうことも多かったピーマンの種ですが、体に悪いことはありませんので食べることできます。
むしろ体にも良い栄養成分が含まれるので、食べて損はありません。
ビタミンCやカリウム、ピラジンが含まれ美白やむくみ効果のほか、血液を促進してくれるので動脈硬化予防などにつながります。
これまで種を取り除いていた調理の手間は何だったの!と思う事実ですね。
おすすめ食べ方は、ずばりピーマン丸ごとを蒸し焼きにして身をしんなりさせお好みの味付けをして食べるレシピです。
手間いらずで簡単です。
これからはぜひピーマンの種も積極的に食べてみてくださいね。