白だしの代用でほんだしの分量は？顆粒出しやめんつゆを使う時の分量とレシピも紹介

素材の味や色を上品に料理を仕上げるのに重宝する白だし。

「白だしを使おうと思ったらうっかり切らしていた！」
「レシピに白だしって書いてあるけど家に置いていない…」

そんな経験はありませんか？

白だしは醤油などに比べると使う出番が少ないため、買い置きし忘れたり、はじめから常備していない家もあると思います。

ですが、自宅にある「ほんだし」や「めんつゆ」を使えば、手軽に白だしの代わりが作れちゃうんですよ！

今回はそれらを使った白だしの代用レシピと、その他代用として使えるものを一緒にご紹介します。

ぜひ覚えて料理の幅を広げましょう！

白だしの代用でほんだしを使う時の分量とレシピ

ほんだしをそのまま使っても、白だしの代わりにはなりません。

ほんだしに他の調味料を組み合わせることで、白だしに近いものが再現できます。

ほんだしとは？

「ほんだし」とは味の素が販売している風味調味料です。

粉末にしたかつお節をベースに食塩や砂糖、うま味添加物などが含まれています。

白だしは、かつお節や昆布や煮干のだしにみりんや薄口醤油などを合わせたもの。

つまり、ほんだしにみりんや薄口醤油を加えれば、白だしに近いものが作れるということなんですね。

ほんだしを使った白だしレシピ

作り方

1. ほんだし以外の調味料を鍋に入れて火にかける。
2. 沸騰したら火を止めて、ほんだしを加える。
3. よく混ぜて味をととのえたら完成。

ポイントは、濃口醤油ではなく薄口醤油を使うこと。

薄口醤油は淡口醤油とも呼ばれ、香りがまろやかで淡い色が特徴です。

見た目も白だしに近いものを再現できます。

また、沸騰したらすぐに火を弱めるか、鍋を火からおろしましょう。

料理酒やみりんのアルコールを飛ばすのが目的なので、加熱しすぎると煮詰まって味の調整がしづらくなります。

作っただしは余ったら必ず冷蔵保存し、早めに使い切ってくださいね。

白だしの代用でめんつゆを使う時の分量とレシピ

めんつゆなら自宅に常備している人も多いのでは？

白だしとめんつゆはほぼ同じ原材料で作られているので、代用としてぴったりだと思うかもしれません。

ですが、めんつゆで代用するときにはいくつか注意点があります。

めんつゆは白だしと似て非なるもの

同じ原材料なのに、なぜ完全な白だしの代わりにならないのでしょうか？

それは、使われている醤油の種類と甘味の度合いが違うためです。

また、めんつゆにはみりんや砂糖が多く使われているので、やや甘みの強い料理に仕上がります。

ですが、手軽に代用できるメリットは大きいので、少し甘くて色が濃くなっても構わない料理におすすめです。

めんつゆを使った白だしレシピ

作り方

1. 鍋に全ての材料を入れて、よく混ぜ合わせる。
2. 水を加えて好みの濃さに調整し、火にかける。
3. 沸騰したらすぐ火をとめ、味を調節する。

先程のレシピ同様、使い切れなかったら必ず冷蔵保存して早めに使いましょう。

顆粒だしなどその他白だしの代用に使えるもの

ほんだしやめんつゆ以外にも、白だしの代わりに使えるものがあります。
ここでは３つ、ご紹介しますね。

顆粒だし・粉末だし

顆粒・粉末だしは粉末のかつお節や昆布、塩、砂糖、うま味添加物などを調合して作られた風味調味料です。

ほんだしと同じように薄口醤油やみりん、塩を少量加えれば代用に使えます。

だし醤油

だし醤油は昆布やかつお節の出汁を醤油にブレンドしたものです。

そのままだと白だしと比べて甘みが足りません。

そこで、みりんを少し加えることで白だしの風味に近づきます。

また、濃口醤油を配合している商品が多いので、たくさん使うと料理の色が濃くなってしまいます。

見た目を淡くしたいときは、だし醤油を少し水で薄めて、薄口醤油や塩で味を調節するとよいでしょう。

納豆のタレ

冷蔵庫の隅で眠っていることが多い納豆のタレ。

だし醤油に甘味を加えて作られたものなので、白だしの代用に向いています。

色は白だしよりやや濃く、かなり甘めの味付け。

だしの風味も弱いので、顆粒だしを少し加えるのがおすすめです。

風味付けで少しだけ白だしを使いたいというときにピッタリですよ。

白だしの代用でほんだしやめんつゆを使う時の分量とレシピ！顆粒だしもOKまとめ

普段の料理を手軽にワンランクアップできる便利な白だし。

それを家にある調味料で代用できるのは嬉しいですよね。

できるだけ白だしに近いものを再現したいときは、ほんだしに調味料を合わせたレシピがおすすめです。

手軽に代用したいときはめんつゆ、ちょこっと使いたいときは納豆のタレ、というように作る料理や手間によって使い分けるとよいですよ。