ほどよい温もりで体の芯までじんわり温めてくれる湯たんぽ。
エコな暖房アイテムとして、最近脚光を浴びています。
そんな湯たんぽを安全に使うためにはカバーが欠かせません。
ですが、なくしてしまったり、洗い替え用がないなんてことはありませんか?
実は、専用のカバーがなくても古着やタオルを使って代用できます。
また、100円ショップでも扱っているので気軽に買えますよ。
今回は湯たんぽカバーについて調査しました。
- 湯たんぽカバーに代用できるもの
- 湯たんぽカバーがないとどうなる?
- 湯たんぽカバーは100均で買える?他の販売店も調査
ぜひ参考にしてくださいね。
湯たんぽカバーに代用できるもの
「湯たんぽを使おうとしたらカバーが見当たらない!」
そんなときは、家の中にある古着やタオルで代用してはいかがでしょうか。
ちょっとした工夫で湯たんぽカバー代わりになるんですよ。
古着やセーター
着なくなった長袖の服に湯たんぽを包んで袖を縛りましょう。
布団に入れて使うなら、摩擦に強く毛玉や静電気が起こりにくい綿素材のものがよいですよ。
タオル類
大きめのタオルやバスタオルを袋状に縫って、湯たんぽを入れて紐で縛れば立派なカバーになります。
縫うのが面倒なら、湯たんぽをタオルでくるんで外れないようにゴムや紐でくくるだけでもOKです。
長めの靴下
小さいサイズの湯たんぽなら、靴下でも代用できます。
湯たんぽを入れると伸びてしまうので、捨てる予定の靴下がおすすめ。
多少穴が空いていても全く問題ありませんよ。
代用品を使う上での注意点
なるべく生地が厚めのものや裏地のついたものを選ぶこと。
生地が薄すぎると、湯たんぽの熱が肌に伝わりやすくなるので、やけどの可能性が高まります。
薄い生地を使う場合は、布を二重にするなど厚みを作るようにしてくださいね。
湯たんぽカバーがないとどうなる?
電気ヒーターよりも高温にならず、火事の心配もない湯たんぽ。
ですが、カバーをつけずに使うとやけどを起こしたり、すぐ冷めてしまうなどのデメリットがあります。
やけど(低温やけど)の原因になる
湯たんぽの素材にもよりますが、カバーなしで直接触れるとやけどの恐れがあります。
ならば、体温より少し温かい温度にすれば大丈夫だと思いますよね。
ですが、低温でも肌に長時間触れ続けると低温やけどを起こす可能性があるんですよ。
低温やけどは、44℃なら3~4時間以上、46℃くらいなら1時間程度で発症するといわれています。
湯たんぽはその性質上、同じ部位を温めることが多い器具なので低温やけどを起こしがち。
特に寝ているときは熱さに気が付かないので、湯たんぽカバーは欠かせないアイテムといえます。
冷めやすい
カバーがないと、その分外気に触れることになるので湯たんぽの冷める速度は早まります。
「温かさを長く保つために、初めから熱湯を入れておけばよいのでは?」と思うかもしれません。
ですが、熱湯だと湯たんぽが熱くなりすぎて、カバーを付けてもやけどをすることがあります。
湯たんぽの種類によって最適なお湯の温度は異なりますが、70℃前後を目安にするとよいでしょう。
湯たんぽカバーは100均でも買える?他の販売店も調査
湯たんぽカバーは、100円ショップでも購入できます。
ダイソーでは、サイズ違いで200円のものと300円のものがあるようです。
セリアでは、ソフト湯たんぽの専用カバーとして売られています。
ただし、ソフト湯たんぽのサイズ自体かなり小ぶりなので、カバーも小さめです。
100円ショップ以外で湯たんぽカバーだけ扱っている店舗は、
- ホームセンター
- 衣料雑貨店(無印良品など)
家電量販店などでは本体とセットで売られていることが多く、カバー単独はあまり売られていません。
湯たんぽカバーだけ購入したいのなら、ネット通販で探すのが確実ですよ。
こちらのファスナー式の湯たんぽカバーは、大きく口が開いて出し入れしやすいのが魅力です。
また、カバー生地が表と裏で異なる材質のオールシーズン対応の湯たんぽカバーもあります。
冬は普通の湯たんぽカバーとして、夏は氷のうカバーとして利用できるのは便利ですね!
湯たんぽカバーの代用品には何がある?なしだとどうなる?100均で買えるかも調査!まとめ
- 湯たんぽカバーは、古着や厚手のタオルなどで代用できる。
- 湯たんぽカバーがないと、ヤケドや低温やけどを招く危険性がある。
- 湯たんぽカバーは100円ショップやホームセンター、通販などで販売されている。
やけどを防いだり、長時間温度をキープするのに欠かせない湯たんぽカバ。
専用のカバーがなくても、家にあるタオルや服を使って代用できます。
自分好みの布やタオルでカバーを手作りするのも楽しそうですね。
また、100円ショップやネット通販などでも販売しています。
ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りのカバーを探してみてはいかがでしょうか?