皆さんは、ずいきや芋がらの違いって知っていますか?どう違うのでしょうか。
今日はずいきと芋がらについて探ってみたいと思います。
おいしい健康的なレシピもご紹介します。健康志向の方やお料理好きな方は必見です!
ずいきって芋がらのことじゃないの?!違いはなに?
まずは!ずいきのことを探ってみましょう。ずいきとは、葉柄専用に作られたハス芋の「葉と茎の間の部分」の部分のところを言います。
代表的なものとして、八ツ頭の茎は「赤ずいき」、「白ずいき」、ハス芋の茎は「青ずいき」と呼ばれていて、一般的に広く栽培されているのが「赤ずいき」になります。
それでは、芋がらとはどんなものなのでしょうか。
山形では、里芋の茎を干したものを芋がらと呼びます。つまり、里芋の茎の部分のことを言います。
この里芋の茎を干したものは、アクが弱く、ずいきとして生のままいただくこともあります。酢の物などにして食べるとおいしくいただけるようです。
芋がらは、体に良いと言われている栄養が豊富に含まれております。カリウムやカルシウム、食物繊維が豊富です。ですから和食の代表選手であるお味噌汁や煮物にして食べれば、簡単に体に良いと言われている栄養が摂取出来ます。
また、芋がらは体にとてもよく様々な病気を予防してくれます。またマンガンが豊富に含まれているため骨や歯を健康に保ってくれます。マンガンが不足すると体が疲れやすくなったり、体がよろよろしたり骨がもろくなったりします。
他にも高血圧症状を予防したり、疲労を回復したり、骨祖しょう症を予防したり腸内環境を改善するお手伝いをしたりします。
ずいきの乾燥方法と保存方法
天日干しをして乾燥させます。干す方法は、藁を通して吊るす方法や網を使って干す方法があります。
干し網を使って干すことをお勧めしますが、干し網がない時は洗濯物を干すハンガーに干すのも良いでしょう。
雨が降っても濡れない場所や風通しが良い場所に干しましょう。天気が良い時には外に干して、雨の日は室内に入れておきましょう。夜は家の中に入れておく方が良いでしょう。
天日干しをする際にしっかり乾燥させないと、カビが生えてしまいますので、気を付けましょう。干す期間は約2週間となっておりますが、乾燥具合によっては調整しましょう。
また梅雨時は外に干しても乾燥させることが出来ないので紙袋に入れて冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。芋がらを干す時には天気予報をよく確認するようにしましょう。
また、天日干しした後は、ジップロップやタッパー等の保存袋や保存容器に入れて保存しましょう。
保存する時には乾燥剤をいれるとよいでしょう。また保存する時には日の当たらない涼しい場所に保存しましょう。因みに乾燥剤は100円ショップ等で売られています。
また、保存期間は約2カ月ほどですのでだいたい2カ月以内で食べきりましょう。ずいきは保存食なので主婦の心強い味方ですね。
乾燥ずいきのレシピをご紹介
それでは!お待たせしました!ずいきの健康的なおすすめレシピをご紹介致しますね。
ずいきのごま和え
乾燥ずいきは、アクやえぐみが少ないので、手軽に調理することができ、シャキシャキとした食感と、優しい甘さがおいしい食材です。ごはんのおかずやお弁当のおかずやお酒のおつまみや保存食におすすめです。
材料(2人前)
- 乾燥ずいき10g
- 水 (さらす用)適量
- 水 (ゆで用)適量
- めんつゆ (2倍濃縮)小さじ2
- 白すりごま小さじ1
- 白いりごま少々
作り方
- 乾燥ずいきは、水に10分程浸し、しっかりもみ洗いをして、水気を切ります。
- 鍋に1、水を入れ、沸騰させてから3分程ゆでたら流水にさらします。
- 水気を絞り、1口サイズに切ります。
- ボウルにめんつゆと白すりごまを入れ混ぜ、3を入れ、味がなじむように和えます。
- 盛り付けをしたら、白いりごまを散らして完成です。
ずいきとジャガイモの煮物
「お袋の味」的ななつかしい 味をご紹介します。
材料
- 乾燥芋がら1袋
- じゃがいも2個
- 油揚げ1枚
- 砂糖小さじ1
- みりん大さじ3
- だし醤油(4倍希釈)大さじ3
- 芋がらのもどし汁200cc
作り方
- 芋がらを水で戻します(水に砂糖小さじ1を入れます。)
- 軽く水気きり、約3㎝に切ります。
- だし汁を作ります。
- じゃがいもは皮をむき、3~5㎝程度の長めに切り揃えます
- 鍋に油大さじ1を入れ熱し、水で戻した芋がら、じゃがいもを3分程度炒めます。そこへ芋がらの戻し汁を投入し、切った油揚げも加えます。
- 調味料を加えて中火で沸騰させます。沸騰したら蓋をして弱火で5分煮ます。あとは火を止め、そのまま冷まします。盛り付け後、白いりごまを散らして完成です。
ずいきと芋がらの違いは?おいしいレシピもご紹介まとめ
ずいきとは、葉柄専用に作られたハス芋の「葉と茎の間の部分」のところをさします。
山形では、里芋の茎を干したものを芋がらと呼びます!芋がらは体にとてもよく栄養が豊富で様々な病気を予防してくれます。
ずいきを保存するにはお天気の良い日に天日干しがお勧めですが、洗濯ものを干すハンガーを活用して雨が降っても濡れない場所や風通しが良い場所に干すことが出来ます。
干すのに約2週間かかります。出来上がったずいきの賞味期限は2カ月程度です。