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とうもろこしの唐揚げの芯は食べる?芯の食べ方や栄養、再利用法について紹介!

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とうもろこしは茹でたり焼いたりして食べるのが一般的です。

でも、たまには違った食べ方をしたいと思うことはありませんか?

そこで最近SNSでも話題になったのが「とうもろこしの唐揚げ」

とうもろこしを芯ごとざくざく切って揚げたものですが、「美味しすぎる!」と絶賛の声が上がっています。

ところで、このとき一緒に揚げた芯も食べられるのでしょうか?

結論からいうと、とうもろこしの芯は揚げても食べられません

ただ、芯をつけて揚げると甘みや旨味が増して美味しくなるそうです。

とうもろこしの芯には、ただ捨てるには惜しいくらいのポテンシャルが秘められているんですよ。

今回はこちらの内容について調べてまとめました。

  • とうもろこしの唐揚げの芯は食べられるのか?
  • とうもろこしの芯について
  • とうもろこしの芯を使ったレシピ

ぜひ参考にしてくださいね。

とうもろこしの唐揚げの芯って食べる?

「とうもろこしの唐揚げ」は芯ごと揚げるのですが、実際に食べるのは粒の部分だけ。芯は食べません。

とうもろこしの芯には人の消化酵素で分解できない成分が多数含まれています。

大量に食べると消化不良で下痢や便秘を起こす恐れがあり、胃腸の弱い人は特に危険です。

また、いくら揚げて加熱しても食べられるほど芯は柔らかくなりません。

とうもろこしの唐揚げはスペアリブのように手でとうもろこしをつかみ、粒の部分だけ食べるのが正解。

芯ごと揚げると驚くほど旨味や甘みを増し、かき揚げとは全く違う美味しさを味わえますよ。

手は汚れてしまいますが、芯のおかげでバラバラにならず食べやすいという利点もあります。

とうもろこしの芯の栄養や再利用法について

とうもろこしは粒だけ食べて、芯自体は食べないのが普通です。

では、芯は捨てるしかないのか?というとそんなことはありません!

芯にはとうもろこしの栄養や旨味がぎゅっと詰まっているのです。

ここでは、芯に含まれる栄養素と芯を活用する方法についてご紹介します。

芯に含まれる栄養素

とうもろこしの実の付け根にある胚芽は、命を育む成分を含んだ栄養の塊といえる部分です。

実を外した芯の部分には、その胚芽がまだまだ残っているんです。

胚芽には不飽和脂肪酸のリノール酸やビタミンB群、鉄などのミネラルがたっぷり。

また、旨味の元になるグルタミン酸やアラニンなどのアミノ酸も豊富です。

カリウムも多く、余分なナトリウムを体外へ排出して高血圧やむくみの予防に役立ちます。

芯を活用する方法

旨味や栄養素の詰まった芯を余すことなく活用するなら、

煮出して芯から出汁をとるのがベスト。

洗った芯を数本鍋に入れ、水から時間をかけてじっくり煮込みます。

ミキサーにかけて粉砕してから布でこせば、さらに濃厚な出汁ができますよ。

なお、芯を活用する場合は直接かぶりついて食べたものを使わないこと。

口から雑菌が移ってしまうため、衛生的によくありません。

あらかじめ包丁で粒と芯を切り離しておきましょう。

とうもろこしカッターを利用すると簡単に切り離せて便利ですよ。

ちなみに、とうもろこしの芯は着火剤としても使えます。

焚き火の火力を上げるときに役立つので、バーベキューの際にはぜひ活用してみてくださいね。

とうもろこしの芯を活用!美味しいレシピを紹介

最後に、とうもろこしの芯を活用したレシピをご紹介します。

芯からとれる出汁の美味しさを知れば、もう捨てることなんてできなくなりますよ!

とうもろこしの炊き込みご飯

とうもろこしの粒を包丁で芯から削ぐように外します。

炊飯器に研いだ米と酒、塩を加えてその上に粒と芯をのせましょう。

あとは、普通に炊飯するだけ。

炊きあがった芯を取り出して軽く混ぜれば完成です。

芯も一緒に炊き込むことで、独特の香りと甘みを堪能できます。

細かく切ったとうもろこしのひげも一緒に炊くとコクが出て美味しいですよ♪

芯だけ冷製コーンスープ

とうもろこしの芯を3~4cmの大きさに切り、鍋に入れてひたひたの水を加えて15~20分ほど煮込みます。

その後、煮汁を芯ごとミキサーにかけ、布やこし器を使ってこしましょう。

こしたスープに牛乳と生クリームを加えて塩とこしょうで味を調えて完成。

とうもろこしの粒を使わずとも芯からエキスが出るので濃厚な味わいになります。

コーンの芯茶

粒を外したとうもろこしの芯をなるべく薄く切り、日陰に干して乾燥させます。

野菜干しネットなどを使えば風に煽られても散乱しないのでおすすめです。

乾燥したら細かく砕いてフライパンに入れ、15〜20分ほど中火で煎ります。

香ばしい香りが立ってきたら完成。

とうもろこしのひげ茶よりも香ばしく、甘みもしっかり感じるお茶に仕上がりますよ。

とうもろこしの唐揚げの芯は食べる?芯の食べ方や栄養、再利用法について紹介!まとめ

  • とうもろこしの唐揚げは、粒の部分だけ食べて芯は残す。
  • とうもろこしの芯には旨味成分やビタミン、ミネラルなどが残っている。
  • とうもろこしの芯は煮出して出汁を活用する。

とうもろこしの唐揚げの芯は、スペアリブのように残すのが正しい食べ方です。

ですが、残った芯には旨味や栄養がまだまだ詰まっています。

捨てずに煮出せば、滋養のある美味しい出汁がとれますよ。

旬の美味しいとうもろこしを、芯まで余すところなく味わってくださいね。