香ばしいアーモンドと味付けした小魚をミックスしたアーモンドフィッシュ。
カリカリ食感と絶妙な甘辛さが後を引く昔ながらのおやつです。
学校の給食で食べた経験がある人も多いと思います。
スナック菓子よりヘルシーな印象ですが、毎日食べ続けると体に悪いのでしょうか?
アーモンドフィッシュは、毎日食べても体に悪いことはありません。
むしろ、不足しがちなカルシウムを補える優秀なおやつといえます。
ただし、食べ過ぎるとかえって健康を害することになるので気をつけましょう。
1日に40gくらいを目安に食べるのがおすすめです。
今回はこちらの内容をまとめました。
- アーモンドフィッシュは体に悪い?
- アーモンドフィッシュの食べ過ぎによる影響。
- アーモンドフィッシュの1日の摂取量と食べ過ぎないコツ。
ぜひ参考にしてくださいね。
アーモンドフィッシュは体に悪い?
アーモンドフィッシュが体に害を及ぼすことはありません。
むしろ、カルシウムを補給できるアーモンドフィッシュは、毎日食べてほしいおやつなんです。
そもそも日本人はカルシウムが不足しがち。
令和元年の国民健康・栄養調査によると、1日の平均摂取量は推奨摂取量と比べて、全年代で2割近く足りません。
アーモンドフィッシュを手のひら一杯分(約25g)食べると牛乳100mlと、同等のカルシウムがとれます。
牛乳だけでは補え切れないカルシウムがとれる商品として、学校給食で採用されるのもうなずけますね。
ただし、それはあくまで適量を食べた場合であって、食べ過ぎはよくありません。
アーモンドフィッシュの食べ過ぎによる影響
アーモンドフィッシュを食べ過ぎると、体にどんなことが起こるのでしょうか?
ここでは、食べ過ぎによる悪影響についてまとめました。
肥満
アーモンドなどのナッツ類はカロリーが高く、食べ過ぎは肥満のもとです。
また、小魚は低カロリーですが、味付けに砂糖を使っているので糖質はやや多め。
そのため、食べ過ぎは糖質の摂り過ぎにつながります。
ニキビなどの肌荒れ
脂質や糖質は、皮脂の量を増やして肌トラブルの原因になりやすい栄養素です。
アーモンドは体に良い不飽和脂肪酸が豊富ですが、摂りすぎはかえって体によくありません。
消化不良
アーモンドは成分の約50%が脂質でできています。
脂質は消化に時間がかかるため、食べ過ぎると胃や腸の負担になりがち。
また、アーモンドは食物繊維も多く含んでいるので、摂りすぎは下痢などを起こす可能性があります。
むくみや高血圧
甘辛い味付けのアーモンドフィッシュは、食べ過ぎると塩分過多の恐れがあります。
塩分の摂りすぎは、むくみや高血圧などを招くことに。
さらに、味覚も鈍るため食欲が増して、余計に食べ過ぎてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
アーモンドフィッシュの適量と食べすぎないコツ
普段の食事だけでは摂りにくい栄養素を、手軽に補えるのが嬉しいアーモンドフィッシュ。
食べ過ぎは論外として、どれくらい食べて良いものなのでしょうか?
1日の摂取目安量
農林水産省・厚生労働省の「食事バランスガイド」では、おやつの目安カロリーを1日200kcalまでとしています。
その基準から考えると、アーモンドフィッシュは1日40gくらいが適量です。
ただ、「一度食べ始めると手が止まらなく食べすぎてしまう…」という人もいると思います。
そんなときは、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
コツ①小皿に小分けにして食べる
ついつい食べすぎてしまう!という人に効果的です。
大袋のままだと、止めどきがわからなくてつい食べ過ぎてしまいます。
食べると決め分だけ小皿に出しましょう。
コツ②個包装されたものを買う
大袋入りより少し割高ですが、個包装は量が決まっているので食べ過ぎ防止になります。
10g入りの小袋なら、1日4袋までと計算しやすいのでおすすめですよ。
大袋と違って、湿気る心配がないのも嬉しいポイントですね。
コツ③よく噛んでゆっくり食べる
よく噛んで食べると、少量でも満足感が得られます。
また、しっかり噛み砕くことは、胃腸の負担を減らすのに効果的です。
アーモンドフィッシュは体に悪い?食べ過ぎるとどうなる?1日の摂取量についても解説!まとめ
- アーモンドフィッシュは適量なら体に悪いことはなく、むしろ良い効果が期待できる。
- アーモンドフィッシュの食べ過ぎは、肥満や肌トラブル、むくみなどの原因になる。
- アーモンドフィッシュは、1日40gくらいを目安に食べるとよい。
おやつだけでなく、おつまみとしても食べられているアーモンドフィッシュ。
日本人に不足しがちなカルシウムなどのミネラルがたくさん詰まっています。
食べ過ぎは体に悪影響を及ぼしかねませんが、適量を守れば問題ありません。
おやつはもちろん、サラダのトッピングなどにするのもおすすめですよ。
アーモンドフィッシュを毎日食べて、カルシウム不足とサヨナラしましょう!