親しみのある野菜ランキングがあれば、キャベツは上位ではないでしょうか?
安くてボリュームがあって、小さくして生でバリバリ食べることできる良さが最高です。
とんかつ定食や焼き鳥屋さんでもお決まりのようにキャベツが出てきます。
相性は抜群ですが、スーパーで買ってきたキャベツを生で食べることは本当に安全なのか心配になりますね。
そもそもキャベツは有害成分を含んでいないのか?、生で食べるリスクはないのか?について知れば安心できると思います。
加えて、キャベツは生と加熱どちらの食べ方が良いのか、確認しました。
定番野菜のキャベツは、実は栄養も豊富で健康な食生活には欠かせません。
キャベツについて知って、今まで以上にバリバリ食べてくださいね。
今回はこちらの内容をまとめました。
- キャベツを生で食べることは本当に危険でよくないのか?
- キャベツは生と過熱でどちらが栄養価が高いのか?
- キャベツの正しい保存方法について
ぜひ参考にしてくださいね!
キャベツを生で食べるのは危険でよくないのか?
結論、キャベツを生で食べることは危険ではありません。
生で食べて体に有害性をもたらす心配ないです。
ただ下記には気をつけてください。
- 水洗い
- 食中毒
- キャベツ含有成分のシュウ酸
- 食べ過ぎによるトラブル
順番にみていきます。
注意点①水洗い
農薬が気になるようであれば水洗いをしてください。
内側は気になら無ければ必要ありませんが、外葉側は水洗いをすると良いでしょう。
水をかけ流すように洗います。
注意点②食中毒
キャベツは千切りして食べることもあるかと思います。
まな板や調理した手、お皿などから感染の恐れもあり目に見えませんから、生野菜の扱いには注意しましょう。
注意点③キャベツ含有成分のシュウ酸
シュウ酸はキャベツやほうれん草など野菜やお茶にも含まれ、尿路結石の原因になり得る成分です。
水溶性の成分ですので茹でて食べたり、カルシウムと一緒に摂ることで吸収の軽減効果があります。
食べてすぐに症状が出るものでもありませんので、バランスを考え摂取したら良いでしょう。
注意点④食べ過ぎによるトラブル
キャベツの食物繊維は、適量であればお通じにも良い働きをしてくれますが、大量に食べると消化不良を起こします。
適量は約230g/日(1/4個程)です。
食べ過ぎには注意しましょう。
きゃべつの正しい保存方法について
キャベツの保存方法についてご紹介します。
キャベツを保存するときは乾燥に気をつけることが大切です。
水々しさを保てれば、長く保存できて食べるときもおいしく食べることができます。
ポイントはキャベツの成長起点である芯をくり抜き、水で湿らせたキッチンペーパーを詰めることにあります。
買ってきたキャベツも、芯から水分を吸収できれば全体へ水分が行き渡り鮮度を保てます。
芯に詰めたら、葉から蒸発する水分で腐食しないよう全体を新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫野菜室で保存します。
新聞紙が無いと、ポリ袋についた水滴によって痛んでしまいます。
野菜室へは芯を下にして保存すると良いでしょう。
新聞紙が湿ったら替えて、詰めたキッチンペーパーも乾燥したらまた水分を含ませたものを詰め直してください。
繰り返しながら鮮度を保持し比較的長く保存できます。
キャベツは生と過熱でどちらが栄養価が高いのか?
キャベツの豊富な栄養成分を逃さず摂取できるという意味で、生で食べる方がおすすめです。
キャベツにはカロテンやビタミンCが豊富です。
キャベツ特有のビタミンU(キャベジン)も含まれています。
ビタミンCは水溶性で過熱や水に晒すことで減少し、ビタミンUも熱に弱いので過熱によって減少します。
ビタミンCは活性酸素種を取り除くので抗酸化作用や、紫外線による活性酸素の影響から黒メラニン合成を抑制するいわゆる美肌・美白効果の効能があります。
ビタミンUはキャベジンとも呼ばれ胃腸粘膜の新陳代謝を活発にするので整腸作用がありますので、とんかつなどに添え一緒に食べれることも多いと思います。
キャベツの生食は危険でよくないって本当?注意するべき点と保存方法を徹底解説!まとめ
キャベツを生で食べると危険だと心配もあるかもしれませんが、気にする必要は全くありません。
食中毒や食べ過ぎによる消化不良には注意しましょう。
食中毒や消化不良は危険ですが、他の食べ物と同様、感染や過度な摂取を気をつければ心配いりません。
キャベツに含まれるシュウ酸は尿路結石の原因となり得ますが、カルシウムがシュウ酸の吸収を軽減してくれます。
食べてすぐに尿路結石になるわけではありませんので、気になる場合は食べ合わせに気をつければ大丈夫でしょう。
何より栄養豊富で安くて食卓の定番野菜キャベツをバリバリと生で食べて楽しんでください。
とくに、含まれるビタミンU(キャベジン)は胃に良く、油物との食べ合わせにも最適です。
キャベツは冷蔵庫で保存も効きます。
乾燥に気つけてことが大切です。
ご紹介した保村方法の通り、芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーなどを詰めて葉の水分保持と腐食しないよう注意してださい。
1玉の量は多くても保存は効きますので、冷蔵庫にあれば重宝します。