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粗熱を取るのにかかる時間は?何度くらいが良い?目安をまとめました

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料理をするとよく必要になる「粗熱」取りですが、

目安が曖昧で分かりづらいですよね。

粗熱を取るのにかかる時間は

使う材料や作りたい料理によっても異なるので、

何分かかると正確には表せませんが

基本的にどんな料理であっても

湯気が出ている間はまだ粗熱が取れていません。

調理の途中に粗熱を取りたい場合は、

人肌より少し高い38度から40度程度が目安です。

しかし冷蔵保存する前に粗熱を取る場合は

28度を下回るまで冷ます必要があるので注意しましょう。

時間が経ったら実際に手で触って熱を感じないか

確かめてみるのもひとつの方法です。

▼急速解凍プレートを使えば粗熱をとる時間も短縮できますよ!

粗熱を取るのにかかる時間、何度になればいいの?

レシピの工程でよく記載されている粗熱取り。

「粗熱」は加熱調理後に触れないほど熱々の状態から

40度前後までの範囲を指しています。

つまり粗熱を取るというのは、熱々の状態から

触れる程度の状態になるまで冷ますということです。

完全に冷ますという意味ではないので

間違えないようにしましょう。

粗熱を取るのにかかる時間は使う材料や

作りたい料理によっても異なりますが、

基本的に湯気が出ている間は

まだ粗熱が取れていないことになります。

また調理中に粗熱を取る場合と冷蔵保存する前に粗熱を取る場合では

目指す温度も異なるので注意が必要です。

茹でた食材の皮をむいたり、

煮物料理などで食材に味を染み込ませるための工程で

粗熱を取る必要がある場合は、

人肌より少し高めな38度から40度程度でも

もう粗熱が取れたと言える状態になります。

しかし冷蔵保存するために粗熱を取りたい場合は

28度まで冷ますことが必要です。

しばらく時間が経ったら

直接手で触って熱を感じないか確かめてみましょう。

また加熱調理後、鍋や焼き型に入れたままで置いておくと

熱が逃げにくくなり冷めるのに時間がかかってしまいます。

より短時間での粗熱取りには、通気性の良い容器に入れ

替えたり小分けにすることが有効です。

少しでも時短したい!粗熱を早く取る方法!

粗熱を取るまで時間がかかってしまうと

なかなか次の工程に進めないですよね。

少しでも時短できるように、

粗熱を早く取る方法をご紹介します。

小分けにする(煮物料理、カレー、シチュー、スープなど)

煮物料理は鍋に入れたままで置いておくと、

粗熱が取れるまでかなり時間がかかってしまいます。

ジッパー付きの保存袋やタッパーに小分けにするだけで

冷めるスピードが早くなりますよ。

水にさらす(卵、野菜など)

卵や野菜を茹でた後に粗熱を取りたい場合は、

食材を直接水にさらすことも有効です。

冷却剤を使う(炒め物など)

粗熱を取りたい料理を乗せたお皿の下にあらかじめ

冷凍しておいた冷却剤を敷くことでより短時間で粗熱が取れます。

通気性の良い場所におく(ケーキの生地など)

ケーキの生地の粗熱を取りたい場合は、ケーキクーラー

などを用いて出来るだけ前後左右が中に浮いている状態

にしましょう。

調理の途中に粗熱を取りたい場合は、人肌より少し高い

38度から40度程度、冷蔵保存する前に粗熱を取る場合

は28度程度が目安になります。

それぞれの用途に応じた粗熱を早く取る方法をぜひ一度

お試しください。

粗熱をとる理由

実は粗熱をとることはそれぞれの料理にとって

大きな意味があります。

粗熱をとる主な理由以下の4つになります。

  • 食材を扱いやすくするため
  • 食材に味を染み込ませるため
  • 余分な水蒸気を逃すため
  • 冷蔵庫に入れた時、周りの食材を腐らせないため

食材を扱いやすくするため

卵や野菜を茹でたり、焼き菓子の生地を寝かしたりなど

いわゆる下準備の段階で粗熱をとる場合は、そうするこ

とでより食材を扱いやすくするためです。

食材の皮が剥きやすくなったり、崩れにくくなったりす

るので、この段階の粗熱とりは料理の出来栄えも左右し

ます。

食材に味を染み込ませるため

この理由は煮物料理、カレー、スープなどに共通して言

えます。基本的に料理は加熱調理後、冷めていく過程で

より味が食材に染み込んでいくと言われています。

より美味しくするために、味付けの前や煮込んだ後に

も粗熱とりが大切です。

余分な水蒸気を逃すため

出来上がった料理をそのまま容器に入れ替えて、

蓋を閉じてしまうと熱がこもるので水蒸気が出て

水滴が溜まってしまいます。

水滴が溜まったままにしておくと

細菌が繫殖しやすくなるので注意が必要です。

保存時には必ず粗熱をとってから蓋を閉じましょう。

冷蔵庫に入れた時、周りの食材を腐らせないため

冷蔵庫に入れる前の粗熱とりでは、調理中の粗熱とりに比べて

より低い温度まで冷ます必要があります。

粗熱が残ったままで冷蔵庫に入れると、

料理が冷えにくいだけでなく

周りにある食材を腐らせてしまう可能性もあるんです。

冷蔵庫に入れてもいい温度の目安は28度になります。

冷蔵庫に入れる前は実際に手で触って

熱を感じないか試してみましょう。

粗熱を取るのにかかる時間は?何度くらいが良い?目安をまとめましたまとめ

粗熱取りにかかる時間は使う材料や

作りたい料理によっても異なりますが、

しっかりと粗熱を取ることはそれぞれの料理にとってとても重要です。

粗熱が取れた目安は、

・調理中…38度から40度

・冷蔵保存前…28度

になるのでぜひご参考にしてください。