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ゼラチンが固まる時間はどのくらいかかる?特徴とは?正しい使い方はコレ!

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ゼリーなどのお菓子作りに欠かせないゼラチン。

毎回同じように使っているはずなのに、うまく固まるときと固まらないときがありませんか?

ゼラチンは、冷蔵庫だと固まるまでに大体2~3時間はかかります

今回はこちらの内容についてまとめてみました。

  • ゼラチンが固まる時間はどのくらいかかる?
  • ゼラチンの特徴とは
  • 必見!ゼラチンの正しい使い方

ぜひ参考にしてみてくださいね。

▼家庭で使うゼラチンは粉ゼラチンが簡単です♪

ゼラチンが固まる時間はどのくらいかかる?

ゼラチンは15~20度で固まります

思ったより高い温度だなと思った方も多いのではないでしょうか?

しかし、ゼリーであれば8度で固まっていくのが最もおいしいそうです。

レシピなどにも「冷蔵庫で冷やして固まるまで待つ」と書いてあることが多いと思いますが、そのためなんですね。

冷蔵庫で固めることを前提とすると、少なくとも2~3時間は固まるまでにかかります。

冷やし固めている間は、温度を保つためにも冷蔵庫の開閉はあまりしないでくださいね。

ゼラチンの特徴とは

ゼラチンとは、動物の骨や皮にたくさん含まれているコラーゲンというタンパク質から作られたものです。

コラーゲンは、らせん状の細長い分子が3本合わさって、三重のらせんのような構造をしています。

しかし、このコラーゲン分子に熱を加えると、合わさっていた3本がはずれてバラバラになります。

この状態をゼラチンと言います。

ゼラチンは体温で溶けるため、口どけがよく、弾力があってプルンとした食感に仕上がります。

ゼラチンはゼリーやムースに使われるほか、ババロアやマシュマロにも使われていますよ。

ゼラチンには種類があるのをご存知でしょうか?

1つめは粉ゼラチン。

粉ゼラチンは量の調節がしやすいので、家庭で使うのにちょうどいいです。

粉のためさっとお湯に溶けるので、ふやかす手間がいらず、初心者でも使いやすいゼラチンです。

2つめは、板ゼラチンです。

名前の通り、板状になっていて1枚の重量がほぼそろっています。

なので、たくさん作るときにはいちいち測る手間がいらずに便利です。

ふやかさないと使えないので、手間がかかるのですが、粉ゼラチンよりも透明感が高くなめらかな仕上がりのため、プロは板ゼラチンを使うことが多いようです。

必見!ゼラチンの正しい使い方

同じように作っているつもりなのに、固まったり固まらなかったり・・・。

そんな方は今一度、ゼラチンを使うときのポイントをおさらいしてみましょう♪

今回は、家庭で使われることが多い粉ゼラチンの場合で説明していきますね。

ふやかすときのポイント

まず、粉ゼラチンを水でふやかしましょう!

水の量などはレシピに記載がある場合がほとんどだと思うので、確認してくださいね。

このとき、水の中にゼラチンを入れるようにしてください。

ゼラチンに水をかけると、むらになってしまい、うまく混ざらないことがありますよ。

溶かすときのポイント

ここがとても重要なポイントです!

溶かす温度にくれぐれも注意してください

ゼラチンはタンパク質でできているので、熱に弱いです。

加熱しすぎると、タンパク質が変質してしまい、固まりにくくなります。

50~60度が溶かすには最適な温度なので、弱火もしくは湯せんをおすすめします。

沸騰させないように注意してくださいね。

使うフルーツのポイント

ゼリーなどを作るとき、中にフルーツを入れることも多いかと思います。

でも、パイナップル、キウイ、イチジクなどを入れるときは要注意です。

上記のフルーツには、タンパク質分解酵素が含まれているので、生のまま一緒に使うと、ゼラチンが分解されてしまい、固まらなくなります

これらのフルーツを使いたいときには、加熱して、酵素の働きを止めてから使うか、缶詰を使うかのどちらかの方法をとってくださいね。

固めるときのポイント

固めるときには、冷蔵庫で2~3時間おいておく必要があります。

長く冷やすほどしっかりと固まりますよ。

寒天と違い、ゼラチンは夏場であれば常温でも溶け出すことがあるので、注意してください。

ゼラチンが固まる時間はどのくらいかかる?特徴とは?正しい使い方はコレ!まとめ

ゼラチンが固まるにはどのくらいの時間がかかるのか、特徴や使い方のポイントについてまとめました。

  • ゼラチンが固まるまでには冷蔵庫で2~3時間かかる
  • ゼラチンはコラーゲン由来のタンパク質でできている
  • 家庭で使うなら、量の調整がしやすく、溶かしやすい粉ゼラチンがおすすめ
  • ゼラチンに含まれるタンパク質は熱に弱いため、溶かすときは沸騰させないように注意
  • フルーツを一緒に使うときには、タンパク質分解酵素が含まれていないかチェックする
  • タンパク質分解酵素が含まれるパイナップルやキウイフルーツなどを使いたいときは、あらかじめ加熱して酵素の働きを止めておくか、缶詰を使うと良い

お家でのお菓子作りに欠かせないゼラチン。

ゼラチンに含まれているタンパク質のはたらきを理解しておけば、「いつまで経っても固まらない・・・」なんて失敗もなくなりそうですね。

ぜひ参考にしてみてください。