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もち米のデメリット!体に悪い?胃もたれする原因と体に負担をかけない食べ方をご紹介!

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お祝い事で食べる赤飯やお団子に使われるもち米。

お正月に欠かせないお餅ももち米で作られていますが、

「食べると胃がもたれる」

「太るのはお餅のせい」

「お餅が便通を悪くする」

こんな声を聞いたことはありませんか?

もしかしたら、もち米は体に悪いのかと、

不安になってしまいますよね。

今回はもち米が体に悪いのかを調べました。

併せてもち米とうるち米の違いや、

体に負担がかからないお餅の食べ方もご紹介します。

目次
  1. もち米は体に悪い?胃もたれする原因は?
    • お餅をよく噛まずに飲み込んでいる
    • 気づかないうちにたくさん食べている
    • お餅がメインの食事になっている
  2. 知ってる?うるち米ともち米の違い
  3. 体に負担をかけないお餅の食べ方を紹介!
    • 大根おろしの辛味餅
    •  野菜たっぷり雑煮
  4. もち米が体に悪いって本当!?もち米とうるち米どっちが体にいいの?まとめ

もち米は体に悪い?胃もたれする原因は?

結論として、もち米が体に悪いことはありません。

ただし、もち米をお餅にして食べた場合、

食べ方次第で体に悪影響を及ぼすことがあります。

詳しく解説しますね。

お餅をよく噛まずに飲み込んでいる

お餅の原材料であるもち米の主成分は、

アミロペクチンというでんぷんの一種です。

このアミロペクチンは他のでんぷんと比べて、

消化酵素によって分解されやすい特徴があります。

そのため、お餅は消化に良いといわれています。

ですが、お餅をよく噛まずに飲み込んでしまうと、

唾液に含まれる消化酵素がでんぷんを分解できず、

胃が必要以上に働かなければなりません。

また、お餅は冷えると分解されにくい性質があり、

胃や腸では消化のスピードが落ちます。

なかなか消化ができず内臓に負担をかけた結果、

胃もたれを起こしたり、お腹が重く感じたりするのです。

気づかないうちにたくさん食べている

普段はご飯茶碗1杯しか食べなくても、

お餅だと2〜3個は軽く食べてしまいませんか?

お餅は小さくて食べやすいですが切り餅2個分で、

普段のご飯茶碗1杯と同じくらいのカロリーです。

また、一度にたくさんのお餅を食べると、

消化酵素も一度にたくさん必要になります。

胃も余計に働かなければなりません。

結果、カロリーの摂りすぎから太る原因になったり、

消化が追いつかず胃もたれを起こすことになるのです。

お餅がメインの食事になっている

お餅は血糖値が上がりやすい食べ物なので、

太ってしまうと聞いたことありませんか?

実は、糖質の量は普通のご飯とあまり変わりません。

また、お餅は炭水化物で出来ているので、

基本的に便秘になる食べ物ではありません。

ですが、お餅を食べる時はお餅がメインになって、

おかずはあまり食べずに済ましがち。

そのため、血糖値の上昇を抑えたり、

便通を助けてくれる野菜を食べる量が、

普段以上に少なくなります。

結果として太りやすくなるほか、食物繊維が不足して、

便秘気味になったりするのです。

知ってる?うるち米ともち米の違い

普段食べているご飯であるうるち米と、

お餅の原材料であるもち米の違いはなんでしょう?

もち米もうるち米も炭水化物であるでんぷんが主成分で、

栄養成分はほぼ同じです。

また、ビタミンやミネラル類はどちらの米も、

あまり含んでおらず大きな違いはありません。

では、何が違うのでしょうか?

それはお米に含まれるでんぷんの種類です。

でんぷんは構造の違いでアミロペクチンと、

アミロースの2種類に分かれます。

このでんぷんの割合によって、

お米の粘りと硬さが決まるのです。

アミロペクチンの多いお米は粘り気があり、

ほどよい歯ごたえを味わえますが、

アミロースが増えると硬くパサパサします。

うるち米には、80%のアミロペクチンと

20%のアミロースが含まれています。

一方、もち米はアミロペクチン100%で、

アミロースはほとんど含まれていません。

アミロペクチンがうるち米よりも多いもち米は、

粘り気が強く、もちもちとした食感が特徴です。

うるち米はアミロペクチンが少ないため、

あまり粘らず、歯ごたえがしっかりしています。

つまり、うるち米ともち米の違いは、

でんぷんの種類と食感の違いだけです。

体に負担をかけないお餅の食べ方を紹介!

最後に、体に負担をかけないお餅の食べ方をご紹介します。

大根おろしの辛味餅

大根をすって軽く汁気を切り、醤油とかつお節を混ぜます。

ゆでたお餅に、味付けした大根おろしをからめて完成。

大根には消化酵素のアミラーゼが含まれているので、

お餅の消化を助けてくれます。

なお、アミラーゼは熱に弱いので、

大根は生で食べるのがポイントです。

 野菜たっぷり雑煮

鍋にだし汁と調味料を入れて火にかけ、

野菜や鶏肉、練り物などを加えて煮ます。

焼いた切り餅をお椀に盛り、つゆを注いで完成。

お餅に不足しがちな栄養素を補うために、

大根、人参、里芋、ごぼうといった根菜類を、

たっぷり入れましょう。

お餅は切り餅2個よりも小さめの丸餅にすると、

数を増やせるので物足りなさをカバーしながら、

見た目にもボリュームが出ます。

もち米が体に悪いって本当!?もち米とうるち米どっちが体にいいの?まとめ

  • もち米で作ったお餅は食べ方次第で、体に悪い影響を及ぼすことがある。
  • うるち米ともち米の違いは、でんぷんの種類と食感で栄養的に差はない。
  • お餅の食べ方に気をつけるほか、食べる時に工夫すると、体への負担をかけずにすむ。

お正月はいつも以上に食べてしまうことが多く、

胃や内臓に負担がかかってしまいます。

お餅は消化に時間がかかることを頭の隅において、

よくかんで味わいながら食べるようにしましょうね。