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年末の餅つき!ダメな日と良い日は?つきたてお餅の美味しい食べ方も紹介!

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昔から続く年末の定番イベントといえば餅つきですね。

学校や町内会で行われているのを見学したり、参加した経験があるのではないでしょうか。

杵と臼でリズミカルにお餅をつく様子を見ると、もうすぐお正月になるんだという実感がわいてきます。

そんな餅つきを避けたほうが良い日があるのを知っていますか?年末ならいつでも良いというわけではないんですよ。

今回、年末に餅つきしてはダメな日と、その理由についてまとめました!

併せて、つきたてお餅の美味しい食べ方もご紹介します。

目次
  1. 年末の餅つきがダメな日とその理由は?
  2. 年末に餅つきをする意味と、すると良い日はいつ?
    • 祝い事に欠かせないお餅
    • お餅をつくのに縁起が良い日
  3. つきたてお餅の美味しい食べ方と保存方法!
    • 辛味餅
    • きなこ餅
    • 磯辺もち
    • あんこ餅
  4. つきたてお餅の保存方法
  5. 年末の餅つき!ダメな日と良い日は?まとめ

年末の餅つきがダメな日とその理由は?

お正月の準備で餅つきをするとダメな日は、

  • 12月26日
  • 12月29日
  • 12月31日

上記の3日間とされています。

日本では、昔から縁起の良い言葉は幸せを運び、不吉を思わせる言葉は不幸を招くと信じられていました。

そのため、言葉の語呂合わせから縁起が悪い日や、神様に失礼となる日には餅つきを避けるようになったのです。

餅つきをしてはいけないとされる日と理由について、それぞれ解説しますね。

12月26日

6の数字が「ろくなことがない」という意味から、縁起が悪い日とされています。

クリスマスが終わって一気に年末モードに入るので、つい準備をしたくなりますが、避けたほうがよいでしょう。

12月29日

9の数字が「苦」を想像させるだけでなく、29が「二重苦」と捉えられ不吉とされています。

他にも、

  • 餅をつくと「苦(9)を持つ」という意味で、「苦餅」になってしまう。
  • お餅を買いに行くと「苦(9)を買う」ことになる。

さまざまな言い伝えがありますが、29日はとにかく縁起が悪いようですね。

ただ、地域によっては「2(ふ)9(く)」と捉え「福」をもたらす縁起の良い日だとして、あえてお餅をつくところもあります。

縁起担ぎも考え方や心の持ち様で変わるのは、面白いですよね。

12月31日

大晦日にお餅を飾ることを「一夜餅」といい、一晩で慌ててお餅を準備するのは神様に失礼にあたり、縁起がよくないといわれています。

また、作った鏡餅が一夜では固まりきらず、つぶれてしまうので縁起が悪いと考える説もあります。

年末に餅つきをする意味と、すると良い日はいつ?

それでは次にすると良い日についてご紹介していきますね!

祝い事に欠かせないお餅

お餅は古くから神様が宿る神聖なものとして、祝い事や神事の際に欠かせないものでした。

お正月も歳神様を家にお迎えして祝う神事で、お餅をお供えする必要があることから、年末にお餅をつく風習が生まれたと考えられます。

お餅をつくのに縁起が良い日

そんなおめでたいお餅をつくのに最適とされる日は、12月28日といわれています。

8の数字は縁起の良い「聖数」として、日本では昔から特別視されていました。

また、漢字の「八」が上から下へと広がっているため、「末広がり」と結びついて縁起が良いといわれています。

そのため、年末に餅つきをする場合、8の数字が含まれる28日がベストです。

28日は都合がつかないという場合は、30日でも大丈夫ですよ。

ただ、28日より前にお餅をつくと、お餅が固くなってひび割れを起こしたり、お正月の間にカビが生えてしまう恐れも……!

早めに餅つきをする場合は、お餅の保存に注意しましょう。

つきたてお餅の美味しい食べ方と保存方法!

市販のお餅も十分美味しいですが、つきたての味はやはり別格の美味しさです。

ここでは、もち米の風味をシンプルに味わえる食べ方を、いくつかご紹介しますね。

辛味餅

大根おろしにかつお節と醤油を混ぜてお餅にからめます。

納豆とおくら、肉味噌を組み合わせても美味しいですよ。

きなこ餅

きな粉と砂糖を混ぜたものをお餅にまぶします。普通のきな粉以外に黒豆きな粉やうぐいす粉を使って、コクや風味の違いを比べてみてください。

磯辺もち

適当な大きさに切ったお餅を焼いてから、醤油をつけて海苔で巻きます。

醤油にバターや生姜、柚子こしょうを混ぜたり、ごまダレや焼肉のタレを醤油の代わりにすると、新たな味が楽しめます。

あんこ餅

つきたてのお餅にあんこを添えます。

定番のつぶあんやこしあん以外に、

  • 茹でて潰した枝豆を白こしあんと煮た「ずんだあん」
  • 市販のパウダーを入れて作る「かぼちゃあん」

味の変化だけでなく、見た目も華やかになりますよ。

つきたてお餅の保存方法

つきたてのお餅はとてもカビが生えやすいです。そこで、お餅のカビを防ぐ保存方法を3つご紹介します。

タッパーの隅に練りワサビか練りカラシを少量置く

ワサビやカラシには細菌の繁殖を抑える効果があります。

お餅の表面に焼酎を塗る

アルコール度数が高めの焼酎は殺菌効果があり、カビが生えるのを防ぎます。

タッパーに使い捨てカイロを一緒に入れて密封する

使い捨てカイロが脱酸素剤の代わりとなって、カビの発生を抑えます。

年末の餅つき!ダメな日と良い日は?まとめ

  • 餅つきをしてはダメな日は、12月26日、12月29日、12月31日の3日間。
  • 餅つきに良いとされる日は、12月28日。

日本のさまざまな伝統行事が風化している昨今。

餅つきをする日くらいは縁起を担いでみるのも、よいのではないでしょうか。

家に歳神様をお迎えして翌年も幸せに過ごすために、縁起の良い日にお餅の準備を整えて、良い年をお迎えくださいね。