アボカドが固くてまずい…固いまま食べても大丈夫？固いときの食べ方もご紹介

ねっとりとした舌触りと柔らかな食感が楽しめるアボカド。

さまざまな料理と相性が良く、すっかり日本の食卓に定着した感があります。

ですが、お店で買ってきたアボカドが固くてまずかったことはありませんか？

それは、アボカドが完熟しておらず未熟なせいなんですよ。

美味しくありませんが、基本的に食べても問題はありません。

ただ、胃腸が弱っているときに食べ過ぎるとよくないので注意しましょう。

今回はこちらの内容を調べてまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね。

アボカドが固くてまずいのはなぜ？

アボカドが食べたくて買ったけど固くて美味しくなかった…。

そんな経験ありませんか？

それは、アボカドが未熟な状態であることが原因。

アボカドは木になった状態で熟さず、収穫後に熟させる果物です。

海外から輸入されているアボカドはかなり早く収穫するため、未成熟な状態で店頭に並ぶことがほとんど。

未成熟だと固いだけでなく非常に青臭いため美味しくありません。

熟しているアボカドを見極めるポイントは、果皮の色とヘタの部分です。

果皮が明るい緑のものは未熟な証拠なので、黒っぽいこげ茶色になっているものを選びましょう。

また、アボカドは熟してくるとヘタと実の間に隙間ができます。

ヘタが浮いているように見えるものは熟しているサインなんですよ。

ずんぐりむっくりとした見た目で、触れた時に弾力があることもポイントです。

ただ、アボカドは当たり外れが激しく、外見だけで見分けるのが難しい果物といわれています。

本当に美味しいアボカドが食べたいときは、しっかり追熟管理がされているお店で買いましょう。

アボカドは固いまま食べても大丈夫？

「熟していないけど食べたい」「多少固いくらいなら問題ない」

そう思う人もいるかもしれません。

結論として、味はともかくアボカドを固いまま食べても大丈夫ですよ。

もし固いアボカドを食べて体調が悪くなるとしたら別の理由が考えられます。

1つ目の理由は、食物繊維の多さです。

アボカドは食物繊維が多く、その量は食物繊維が豊富なごぼうとほぼ同じ。

そのため、胃腸が弱っているときに大量に食べると、腹痛や下痢などの不調を起こす可能性があります。

2つ目の理由は、豊富な脂質。

アドカド1個で成人の1日当たりの脂質目標量の約1/3（約20g）も含んでいます。

揚げ物を食べると胃もたれを起こしやすい人は食べ過ぎに要注意です。

また、固いものは未成熟なためかなり青臭く、気分が悪くなる恐れがあります。

臭いに敏感な人は食べないほうが無難でしょう。

固いアボカドの美味しい食べ方

せっかく購入したアボカドが固くてまずいと、がっかりしますよね。

ですが、諦めることはありません！

ここでは、固いアボカドを柔らかくする方法と美味しく食べられるレシピをご紹介します。

アボカドを柔らかくする方法

未熟な固いアボカドは、自宅で熟成させましょう。

新聞紙などに包んで、直射日光が当たらない場所に常温で放置します。

放置する期間は果皮の色を見て判断しましょう。

「何日も待てない！」という人は、電子レンジで加熱しましょう。

切ってしまったアボカドが固かったときにも使える手ですよ。

加熱すると果肉が柔らかくなり、完熟したものに近い食感になります。

ただし、バターのような濃厚な独特の風味は味わえません。

アボカド本来の味を楽しみたいなら、面倒でも追熟させるのがおすすめです。

固いアボカドの美味しいレシピ

＜オーブン焼き＞

＜アボカドチップス＞

固いアボカドのほうが扱いやすいレシピです。

アボカドが固くてまずい…固いまま食べても大丈夫？固いときの食べ方もご紹介まとめ

濃厚なコクとクリーミーな食感が魅力のアボカド。

ですが、食べ頃を見誤ると固くて青臭く美味しくありません。

いくら体に害がないとは言え、やはり美味しく食べたいですよね。

固いアボカドに当たってしまったら、今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか？