「スーパーで買ってきた納豆あとで入れようと思ったら入れ忘れてる・・・!」
「毎日バタバタしていて入れ忘れちゃった・・・」
どうしよう。と焦ってしまったりすることありますよね。
- 納豆を冷蔵庫に入れ忘れた!常温放置して大丈夫?
- 納豆が腐っている状態の見分け方
- 腐った納豆を食べてしまったらどうなるの?
- 納豆の長期保存方法
この4点についてお伝えしていきますね。
納豆を冷蔵庫に入れ忘れた!一晩常温放置でも大丈夫?
通常、納豆の常温での放置はできない食品です。
納豆は要冷蔵の食品でメーカーでも10℃以下で保存するよう推奨しています。
10度以下でいうと、野菜室も該当するのですが、
野菜室は湿度が高いため、納豆の保存には適していません。
そのため、冷蔵庫で保存するのが良いですよ◎
また、常温で保存が可能な「乾燥納豆」というものもあります。
ドライ納豆や干し納豆とも言われていますよ。
乾燥納豆は長期保存も可能です。
お使いの納豆はどちらでしたか?
納豆が腐ってるかどうかの見分け方
てか納豆って豆を腐らせるんじゃね?
だったら納豆になってから腐るって概念ない?— 紫. (@Murasaki_shark) June 13, 2023
納豆の賞味期限とか意味あるの?そもそも腐ってる様なもんなのに?— ウニに殺されて異世界転生したおじさん (@F8uly2wxtUx532r) August 4, 2022
こう思う方が大半なのではないでしょうか。
納豆は大豆を発酵させて作っている食品で健康にも良いと馴染みのある食品ですよね。
実は納豆の発酵と腐敗には違いがあります。
発酵と腐敗の違いについて
- 発酵
人間にとって役立つ物質がつくられる現象のこと。
たんぱく質を分解しておいしさの成分アミノ酸を生成しているよ!
- 腐敗
人間にとって身体に悪影響を及ぼす物質がつくられる現象のこと。
納豆は納豆菌により「発酵」して作られていて、
身体にとって悪影響を及ぼす菌によって「腐敗」していきます。
そのため、納豆ができる過程の発酵と腐る過程はまったくの別物ということなのです。
また、常温で放置してしまったり、賞味期限が切れた場合も同じで、
腐敗菌が増殖してしまい納豆が傷んで、味の変化や臭いに変化があるのです。
ではどういった状態が腐っている状態なのでしょうか?
納豆が腐っているとどうなる?
- 見た目や状態の変化
粘着きがなくなり、糸をひいていない。
- 水っぽくなっている。
茶色っぽくドロッと溶けてしまっている。
- カビが生えている。
表面に白い粒々した結晶がある。
- ニオイの変化
酸っぱい臭いがする。
ツンとするような臭いがする。
焦げたような臭いがする。
- 味や触感の変化
独特な苦味がある。
食べるとシャリシャリとした砂を噛んだような触感になる。
納豆の見た目や状態、ニオイに変化がある場合は納豆が腐っている状態です。
腐った納豆を食べたらどうなる
「腐った納豆、捨てるのは、勿体ないし少しくらい大丈夫だよね?」
ちょっとまって!!腐った納豆を食べてしまうと身体に悪い影響があるよ!
①腹痛
②下痢
腐敗した納豆は「人間にとって身体に悪影響を及ぼす物質がつくられる」と
最初の目次でお話させて頂きました。ですので、腹痛や下痢などの症状が出てしまいます。
また、腐敗した食べ物を食べる習慣がついてしまうと、発がん性の恐れもあるようです。
見た目や状態の変化、ニオイの変化がある納豆は食べるのは避け廃棄しましょう。
せっかく購入したのに廃棄してしまうのはとても残念。。。
その気持ちとてもわかります。納豆を無駄にしない保存方法ってあるのでしょうか?
納豆の保存方法
納豆は冷蔵庫に保存すると、賞味期限は1週間程度でとても短いですよね。
あと1~2日で賞味期限が切れてしまうという場合は、
「冷凍」や「乾燥納豆」するのもおすすめです!
納豆の冷凍保存について
- 納豆を冷凍保存すると1か月程度で消費すればOK!
(冷凍する際はパックにマスキングテープを貼り、冷蔵庫に入れた
日付を記入しておくと期限内に消費することができますよ。)
- 好きなタイミングで食べることができて便利。
- 解凍は冷蔵庫で行うと◎
- 冷凍保存しても納豆菌が死滅することはないので通常と変わらず楽しめます。
乾燥納豆
納豆を水でよく洗い、ぬめり気をとって、天日干しして乾燥させておくと作れます。
こちらも冷凍保存と同じで、1か月程度持ってくれます。
ぽりぽりした触感なのでお子様のおやつとしても食べられますよ◎
納豆を冷蔵庫に入れ忘れ!常温放置でも大丈夫?腐ってるかの見分け方を紹介!まとめ
- 納豆は要冷蔵食品のため常温での保存はできない食品。
- 納豆ができる過程の発酵と腐る過程はまったくの別物。
- 納豆が腐っている状態は見た目や状態、ニオイに変化があり、また、味や触感にも変化がある。
- 腐った納豆を食べてしまうと、腹痛や下痢など体調に変化がある。
- 納豆の賞味期限が1週間と短いため、冷凍保存や乾燥納豆にすると1か月程度味わいを保ってくれます。
「納豆は発酵食品だから腐らない」というのは間違えだったのですね。
発酵と腐敗は別の物だということもわかり、納豆は賞味期限があることも知れましたね。
また、冷凍保存できる食品なのがわかって、納豆がお安くなっている日は、
まとめ買いにもチャレンジできそうです♪
温度と湿度が高くなる梅雨から残暑の時期は、細菌による食中毒が発生しやすくなります。
納豆の菌は食中毒を予防する物質を作り出してくれる働きがあるため、積極的に摂取したい食品ですね。